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Vol.308 2019.05.28

現役大学生が考える英語とは②

イマドキの大学生
英語観の変化とは?
「関西学生Jazz Festival 2019 大学生アンケート」結果

KUMONでは、関西9大学に通う現役大学生558名に「英語に関する意識調査」を実施しました。調査に協力してくれたのは大学生が主催する「大阪城Jazz Festival 2019」という音楽イベントに関わる学生たちです。同調査は2016年にも実施しており、前回調査から変化が起きている部分に注目してみました。

目次

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:現役の大学生 558名
調査期間:2019年3月15日~4月15日

英語は好き?嫌い?

2016年調査と同様に、「英語は好き」と答えた学生が半数以上でした。はっきりと「好き」と回答した割合が23%で、2016年よりも7%アップしています。
一方で、「嫌い/苦手/あまり好きではない」と回答した割合は37%。2016年よりは6%下がっているものの、好きが約6割、嫌いが約4割という傾向は続いているようです。

現役大学生が考える英語とは

大学生が英語にふれる機会とは?

英語の学習機会や方法として、「大学の授業」がトップで次に「音楽」「SNS」という傾向は、2016年と変わらない結果となっています。
それ以降では、「英会話スクール」と回答した学生が8.4%(47名)おり、2016年の2.5%(18名)から増えています。大学生で英会話を学ぶという傾向が高まっているようです。

現役大学生が考える英語とは

英語を好きになったきっかけは?

現役大学生が考える英語とは

「英語が好き」と答えた方に、英語が好きな理由を記入してもらったところ、以下のような内容が多く挙がりました。
・勉強すればよい点数や成績が取れるから
・実際に外国人と話すことやアルバイトで使う機会があり、伝わると嬉しいから
 ・好きな洋画や洋楽を楽しむことができるから など
2016年からの変化として、「実際に使う機会がある」という回答が増えています。

「いつごろから英語を好きだと思うようになったか?」という質問では、2016年同様に「中学生・高校生の頃」が多い結果となりました。
幼児期が12%と2016年より3%アップしており、より早い時期から英語にふれる傾向が少しずつ高まっているようです。

一方、英語を嫌いになってしまった理由とは?

英語を嫌いになったのは?

現役大学生が考える英語とは

英語を嫌いになってしまった理由として最も多かったのは、「単語が覚えられない」「文法が難しい」であり、2016年と同様の傾向でした。

また、「いつごろから英語を嫌いと思い始めたか?」という質問で、「高校生の頃」がトップで次に「中学生の頃」という傾向は2016年と同様ですが、「小学校の頃」が8%と、2016年より6%アップしています。
小学校から英語を学習する中で、残念ながら嫌いになってしまうケースも増えているようです。

大学生が英語を学ぶ動機とは?

大学生はなぜ英語を学ぶのでしょうか?英語を学ぶ理由やどのように活かしたいかを聞いてみました。

Q. 英語を学ぶ理由はなんですか?
1位 TOEICなどの資格試験のため  2位 海外旅行のため  3位 就職活動に活かす 

Q. 英語を話せたら/使えたら、どんな場面で活かしたいと思いますか?
1位 たくさん海外旅行に行きたい  2位 海外の人ともっと話をしてみたい
3位 就職活動先の可能性や幅を広げたい

2016年からの変化としては、2つ目の質問について、「海外の人ともっと話をしてみたい」が前回の3位から2位になっています。
また、海外への渡航経験の回数についても、今回は2回以上と回答した学生が18%(102名)と、2016年の9%(64名)から大きく増えた結果となりました。

海外や外国人がますます身近になる中で、大学生たちは、就職活動という現実的な側面において英語を「自分の可能性を広げるツール」として捉えながらも、コミュニケーションツールとして「実際に使ってみることの嬉しさや楽しさを感じたい」という気持ちをさらに強めてくれていることがわかりました。

現役大学生が考える英語とは
「関西学生JAZZ Festival2019」とは?
1991年に「関西を元気にする!」というコンセプトでスタートしたジャズイベント。地域に密着し愛されるイベントを目指し、関西9大学の学生が、企画、運営、出演を行う。2019年は、6月22日(土)・23日(日)に大阪城野外音楽堂にて開催予定。

 

関連リンク 「楽器が上達する秘訣」は?大学生意識調査-音楽編|KUMON now! 現役大学生が考える英語とは|KUMON now! 大阪城JAZZ Festival 2019

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