■ドイツ語
公文式ドイツ語は1986年にスタートし、37年もの歴史があります。通室と通信コースを選ぶことができ、一人ひとりの「ちょうど」に合わせる個人別の公文式だからこそ、年齢に関係なくどなたでも学ぶことができます。
町会の総務部部長として地域の活動にも積極的な新井さん(75歳)に、公文式ドイツ語学習の魅力について聞きました。
教材の物語を楽しみながら、
脳のトレーニングも兼ねて11年
若い時から中世ドイツのお城や騎士が大好きで、50代の頃には社会人大学で中世ドイツ文化について学び、ドイツ語もいつか学んでみたいと思っていました。孫が小学生の時に公文式教室に通っており、その送迎時にドイツ語教材があることを知りました。学習したいと思った私は、公文の本部からドイツ語を学習できる教室を紹介してもらい、それからコツコツと学習を続け11年になります。
続けられた秘訣は、自分のペースで学習することができ、教材で様々なジャンルの作品に触れながら学べるところです。『アンネの日記』はあらためて平和を願いながら読み、『ラプンツェル』や『ふたりのロッテ』はワクワクしながら学習を進めることができました。
また、教室の小越先生の存在もとても大きいです。難しい文法すべてを理解しようとこだわり過ぎていると「教材のCDを聴き、大まかな文意をつかむことを大切にしてストーリーを楽しみましょう」と的確なアドバイスをくださいます。私の学習の様子を見てほめてくださり、励みになっています。
教室では小越先生とドイツの話題に花を咲かせてしまうのですが、それがとても楽しい時間で、先生との出会いも公文のおかげだと感謝しています。
現在は『車輪の下』などの作品を学ぶ最終教材を学習中です。高度な原文読解力が必要で非常に難しいのですが、復習をしながらマイペースで学習していきたいです。毎日つけている日記では、語彙力がつくようドイツ語の単語を書くようにしています。
これからも楽しみながら、脳の健康のためにも生涯学習として続けていきたいです。
公文式 フランス語・ドイツ語
https://www.kumon.ne.jp/fr_ger/
■公文書写
公文式の特長を書写の分野に活かした「公文書写教室」では、幼児からご高齢の方まで、全国で10万人を超える幅広い世代の方々が学んでいます。
入会して7年目になる座波さん(65歳)に、農業でお忙しい中、6人のお孫さんと一緒に楽しみながら公文書写を学習する様子を聞きました。
孫6人と一緒の公文書写学習は、
成長を感じられる幸せな時間
孫たちが書写を習うことになり、送迎だけするつもりが、もともと字を書くことが好きだったので、これを機会に一緒に教室に通うことにしました。
自営の農業なので定期的な休みはないのですが、教室に通う時間だけはお休みにしています。主人も孫たちと一緒に学習することを、とても喜んで応援してくれています。これまで字の間隔、長短、払いなどあまり気にせず書いていたのですが、ゆっくり丁寧に書くようになりました。「ペン習字」の最終教材を修了し、今は「筆ペン」を学習しています。難しいですが上手く書けた時、先生にほめられると、とてもうれしいです。
孫たちも、「3歳で始め、ひらがなが書けるようになり、漢字もすらすらと読めるようになった」「左利きだったのが、右手でも字が書けるようになった」「難しい段位試験に挑戦して合格した」など、上達しきれいな字を書けるようになっています。うれしそうに学習する様子を身近で見ることができ、とても幸せな気持ちです。週に1回の教室では孫たちとコミュニケーションもとれて、毎週楽しく学習しています。
一番下の孫が小学1年生、上が中学1年生になり、大切な時期に6人の孫と一緒の時間を過ごし、成長していく姿を見られて、とても幸せです。孫たちに負けないよう、これからも一緒に公文書写を続けていきたいと思っています。
きれいな字で年賀状や手紙を書けるようになることが、これからの目標です。
■脳の健康教室
地域のシニア世代向けに、読み書き計算による脳の健康づくりを行う「脳の健康教室」。 市民グループが自主的に立ち上げた教室のひとつ、鎌ヶ谷学習療法普及会の木曜サロン(千葉県)に通い、学習前の体操も担当する森山さん(86歳、元箱根駅伝選手)に、その効果と継続の極意を聞きました。
毎日走るように毎日学習がいい
目標は90歳まで元気でいること
10年前、それまで継続していた陸上競技の指導を辞めました。人前で話をする機会が減ったせいか、辞めて2、3年経った頃、今までより話が下手になっていることに気づきました。
何かしなくてはと思っていたところ、自宅ポストに教室のチラシが入っていたので、ものは試しだと申し込んだのです。それが79歳の頃。「皆さんとお話しする機会がある」「簡単な学習をする」というところにひかれました。
最初の印象で覚えているのが、「磁石すうじ盤100」が大変だったこと。数字の駒を落としたり、時間がかなりかかって苦戦しました。これは恥ずかしいと、家に帰って毎日3~5回徹底的に練習して、最初6~7分かかっていたところ、最終的には2分前半でできるようになりました。
週1回の教室以外の日は毎日宿題をしています。年齢を重ねると、触るつもりのないコップに触って水をこぼしてしまうなど、思わぬ動きをしてしまうことがありますが、読み書き・計算、すうじ盤を継続することで、そんなことも予防できている気がします。
教室に通ってよかったことは、同じ目的を持った仲間ができたことです。学習後にはコーヒータイムと称して3、40分おしゃべりして帰ります。その時皆さんにお配りするプリントを作ることも脳のトレーニングになっています。
7年間で教室を休んだのは父の法事のとき1回だけです。ここまで継続できたのは学習を支援する教室サポーターの皆さんが素晴らしく、いつも気持ちよく私たちに接しくれていることも大きな要因です。
スポーツジムにも毎日通っています。日々鍛えても年齢とともに落ちる部分はありますが、できる限り維持し、90歳まで元気でいたいと思っています。
学習療法センター
https://www.kumon-lt.co.jp/
KUMONは子どもも大人も、自ら学び成長し続ける、すべての人を応援していきます。
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