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Vol.591 2026.08.03

「KUMONすくえあ」の仕組みから生まれた新たな挑戦「おとなくもん」

「KUMONすくえあ」次なる挑戦
大人の学びにつながる新たな接点「おとなくもん」

くもん出版は、「KUMONすくえあ」を通じてお客さまとの新たな接点づくりを進めてきました。現在では国内にとどまらず、海外でも展開が広がっています。その経験を生かし、新たに取り組んでいるのが「おとなくもん」です。
「学びたい」という気持ちに寄り添いながら、子どもだけでなく大人にもKUMONブランドの価値を届ける新たな挑戦について、くもん出版 マーケティング部 部長の篠淳一郎と同部マーケティングチーム 特命リーダーの小宮健太郎に聞きました。

目次

    KUMONすくえあは「接点づくりの仕組み」
    「KUMONすくえあ」のその先へ

    Q.「KUMONすくえあ」が今後目指す姿について教えてください。

    篠:おかげさまで売り上げは好調に推移しており、「KUMONすくえあ」を設置してから5年ほど経過した店舗も増えてきました。そこで昨年から、お客さまに提供できる価値をより専門的な視点で検討するタスクフォースを立ち上げ、体験型売場の新たな可能性についてさらに議論を重ねています。

    篠淳一郎

    私自身は、KUMONすくえあを親子のコミュニケーションを深める場としても活用していただきたいと考えています。またKUMONとの最初の出会いの場としても大きな役割を果たせるのではないでしょうか。KUMONグループ全体の価値や理念に触れていただける場として、さらに多くの方々に親しまれる場へと成長していければと思っています。

    今後も子どもたちの成長に寄り添うことを第一に取り組んでいきたいと考えています。一方で、KUMONすくえあはお客さまとの出会いの入り口に過ぎません。その接点をきっかけに、KUMONの価値を伝え続ける仕組みを構築することで、お客さまとの継続的な関係づくりを進めていきたいと考えています。

    KUMONすくえあのコンセプトや提供したい価値は世界にも通用するのではないかと考えていますので、海外でもさらなる展開を進めていきたいです。また将来的には、公文式教室との連携についても検討していき、地域とのつながりを大切にしながら展開していきたいと思います。

    Q.新たなサービス展開について、どのようにお考えですか?

    篠:KUMONすくえあの取り組みは、名前や形態、展開する場所を問わず、様々な可能性を秘めていると感じています。これまでの事例にとらわれず、KUMONブランドを掲げた接点づくりを積極的に進めていくことが、くもん出版の役割の中でも、大きな役割のひとつと捉えています。今後は、書店さま、販売店さまに加え、さらに様々な場所へ展開するとともに、多様な世代に向けた取り組みにも挑戦していきたいと考えています。

    新たな取り組み「おとなくもん」

    Q.「おとなくもん」とはどのような取り組みですか?

    篠:「おとなくもん」は、くもん出版が刊行した大人の学び直しの書籍を中心とした新しい売場です。「解きながら」シリーズをはじめとする商品を、KUMONらしい形でより多くの方に届ける売場です。「おとなくもん」では、『解きながら思い出す 中学英文法』といった教科を切り口とした商品や、『解きながら身につける 大人の語彙力』といった実用的な力を学べる商品、『解きながら楽しむ 大人の西洋美術史』といった教養力をつける商品などが展開されています。また公文エルアイエルと共同で制作した『1日1枚で手書き文字がかわる くもんの書写ドリル』や『川島隆太教授の毎日楽しむ大人のドリル 脳を鍛える「計算」60日①』など幅広い世代の方が楽しめる商品がそろっており、ご自分の興味のある学びを見つけていただき、学ぶ楽しさを実感していただくことを目指しています。

    この売場をつくる上で、KUMONすくえあで培った知見を生かすことを目指しています。KUMONブランドは書店さまにおいても大きな存在だと身をもって感じていましたので、大人の学び直しニーズに対する売場パッケージとして「おとなくもん」がスタートしました。

    おとなくもんパネル

    KUMONすくえあとの違いは、大人の学び直しに必要な「きっかけづくり」に特化している点です。売場に訪れた方に、まず「おとなくもん」という名称に興味をもっていただくよう、パネルを制作しました。商品一覧やシリーズ紹介のほか、たとえば「英語を学び直したい人」と打ち出したりしています。そうすると、お客さまが自分自身の課題として捉えやすくなりますよね。

    また、学習療法センターと協力して、KUMONの脳トレ体験版で脳年齢を測定する体験や、公文エルアイエルと共同で制作した書写ドリルの紹介などを通じて、イベントを開催しています。

    小宮健太郎

    小宮:「地域の方々に学ぶ楽しさをお伝えしたい」という思いのもと、公文エルアイエルと協業して、2026年8月2日(日)に紀伊國屋書店札幌本店さまにて「子どもKUMON×おとなくもん~書いて楽しむ美文字体験」を開催しました。

    公文書写教室の先生による美文字体験会に参加できたり、KUMON TOYで遊べたりと親子で楽しめるイベントでした。

    篠:「おとなくもん」という場があることで、イベント開催が検討可能になり、書店さまにも喜んでいただけると考えています。

    ドトール×くもん出版
    コラボで広がる学びの接点

    ドトール×くもん出版

    Q.書店以外での展開も進んでいるのですね。

    篠:株式会社ドトールコーヒーさまとのコラボ企画が始まっています。ドトール バリューカードアプリから「おとなくもんクイズ」に参加できるという企画です。2026年6月には、おとなの学びを応援する書籍を刊行しているくもん出版が、間違いやすい漢字の読み書きや敬語などを楽しく学べる問題を作成しました。

    多くの方にご利用いただいており、うれしいご感想をいただくとともに、学びの接点が広がる可能性を感じています。

    8月は「日本の歴史」で開催しています。今後も隔月で開催予定で、ぜひ多くの皆様にチャレンジしていただければと思います。

    このような取り組みのように、KUMONのコンテンツを気軽に体験できる場や機会を設けるなど、KUMONとの新たな出会いを創出できればと考えています。

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