OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2016/05/13更新

Vol.032 整形外科医 山口 奈美さん  後編

好きなことをあきらめない気持ちが
自分のを切り拓く

山口 奈美 (やまぐち なみ)
東京都生まれ福岡県育ち。スイス公文学園高等部卒業(第2期生)、帰国後は宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)に入学。同大学にてキャリアを積み、現在は整形外科医としてアスリートの医療サポートをはじめとする臨床現場で働く傍ら、幼い頃から親しんでいたサッカーのチームドクター(U-20サッカー日本女子代表)としても活躍中。2児の母。

U-20サッカー日本女子代表チームのチームドクターとして活躍されている山口奈美さん。山口さんは学校法人公文学園がスイスに開校した「スイス公文学園高等部」の卒業生でもあります。山口さんがこの高校で学んだこと、その3年間が切り拓いた医学への道。夢をつかんだのは“好きなことをあきらめない気持ち”でした。

日本での大学受験、そして大学生活

スイス公文学園高等部(以下、KLAS)での充実した3年間を過ごして、帰国した私を待ち構えていたのは大学受験でした。KLASの卒業式は6月。そこから翌年の日本の大学受験までは予備校に通いました。小さい頃からの「医者になりたい」という漠然とした夢に向かって医学部の受験を目指していた私に、母が「おもしろい入試があるよ」と情報を持ってきてくれたのが、宮崎医科大学のユニークな入試方式でした。

残念ながらその入試方式は現在行われていませんが、当時は一定以上の学力プラス「高校3年間で何かを成し遂げた経験」がある子を積極的に入学させようという方針での入学枠がありました。国立大医学部合格がゴールになってしまって、そこで燃え尽きてしまう子も少なくない。そこで私のように「自分の好きなことをやってきた」学生たちの“伸びしろ”に賭けようという意図があったようです。

ただ、もちろん入学してからは厳しかったですね。医者の卵を育てる大学ですから、当然ながら進級はとてもシビア。6年で卒業できるのが6割程度と言われていました。大学での勉強は大変でしたが、私の場合は自分で希望して目指してきた分野だったので、それを苦には感じませんでした

整形外科医としてのやりがいは?

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