OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2015/09/04更新

Vol.024 元サッカー日本代表 宮本恒靖さん  前編

好奇心は人生を切り拓く
なりたい自分を思い描き
逆算していまを全力で取り組む

宮本 恒靖 (みやもと つねやす)
1977年大阪府生まれ。同志社大学経済学部卒。10歳で本格的にサッカーを始め、1995年ガンバ大阪に入団。2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と2度のW杯でキャプテンとして日本代表を牽引した。2011年に現役を引退。引退後の2012年9月よりFIFAマスターに入学、2013年7月末に修了。現在、ガンバ大阪アカデミーのコーチングスタッフとして後進の指導にあたりながら、日本サッカー協会(JFA)国際委員、Jリーグ特任理事などを兼務する。

日本代表キャプテンとして、2002年日韓W杯などの大舞台で華々しい活躍をした元プロサッカー選手の宮本恒靖さん。現役引退後は日本人プロ選手としては初めて、スポーツに関する組織論、歴史、哲学、法律について学ぶ国際修士「FIFAマスター」を卒業し話題となりました。宮本さんはなぜ学び続けるのか?──そこにはサッカーに対する深い愛情がありました。

マラドーナがくれたサッカーという夢


© Athleteplus

僕がサッカーを始めたのは、小学4年生のとき。1986年のメキシコW杯で大活躍していたマラドーナを観て、本格的にやってみたいと思ったのがきっかけです。じつは元々はジャイアンツファンの野球好き少年でした。だから、相当マラドーナのインパクトが強かったんだと思います。

でも、小学校の卒業文集にはたしか「将来は医者になりたい」って書いたかな。ただ単に大きく出たかっただけだと思うんですけど(笑)。当時はまだサッカー選手が、プロ野球選手のように確立された職業のイメージではなかったんですよね。海外で活躍する日本人選手の存在さえも知らなかった。でも中学2年のころには、「日本リーグでサッカーをやりたい」と考えるようになりました。

うちの両親は「サッカーもいいけど勉強も大事にしなさい」という考えでしたので、サッカーでプロになるなんて「ありえない」と言われていましたね。僕自身も、テストでよくない点を取るのは悔しかったし、中学受験に抽選で落ちてしまうという経験もあって、「好きなサッカーもするけど、勉強もちゃんとしていきたい」と思っていました。

公文もサッカーも大切なのは…?

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