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Vol.443 2022.04.26

学習療法~認知症予防についてのアンケート~「スマート・エイジング」のすすめ

加齢による「物忘れ」と「認知症」は違う?
始めてみませんか、認知症予防

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計される日本。
KUMONでは2021年10月認知症を気にしている50~79歳の方1,000名を対象にインターネット調査を実施し、認知症予防に向けた取り組みについて聞きました。5月11日には認知症予防につながるオンラインセミナーも実施します。

目次

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:
・50~79歳の男女(各500名)
・今までに認知症にかかったことがなく、認知症を気にしている人
・1ヶ月あたり自由に使えるお金がある人
・1日の中で15分以上自由な時間がある人
調査期間:2021年10月22日〜10月24日

認知症のことをどれくらい知っていますか?

年を重ねると「同じ話を無意識に繰り返す」「知っている人の名前が思い出せない」といったことが増えますが、加齢による「物忘れ」と「認知症」は異なることを知っている、と回答したのは半数程度。
「軽度認知障害(MCI)は日常生活に支障はないが、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われている」ことを認識している人は12.2%でした。

学習療法

認知症のことを気にしていますか?認知症予防に向けた取り組みは?

認知症のことは気になるけど、予防はしたことがないという方は8割以上。頭ではわかっていても行動に移せないことはありますよね。
そこで、現在認知症予防をしているという142名にどのようなことに取り組んでいるか聞いてみました。
「ウォーキング(散歩)や体操などの運動を行う」が最も多い69.7%。以下、「パズルやゲームなどで脳トレーニングを行う」(66.2%)、「読み書きや計算などで頭を使うようにしている」(66.2%)、「睡眠時間をしっかり確保する」(60.6%)と続きました。

学習療法

学習療法

川島隆太教授 オンラインセミナー「スマート・エイジング」のすすめ

KUMONではシニア世代のための「脳の健康教室」を行っていますが、その教室で使用される教材に次のような一節があります。

「スマート・エイジング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 「スマート」とは、賢いという意味、「エイジング」とは、年を重ねるという意味です。つまり「今まで積み重ねてきた知識、経験をもとに、賢く年齢を重ねる」ということです。
「スマート・エイジング」を実践するには、一人ひとりがいきいきと生きることが大切です。そのためには、一人ひとりが自分を生かせる場が必要です。「生かせる場」とは「役立てる場」とも言えるでしょう。年を重ねることは人間にとって自然なこと。自分らしく魅力が増していくようでありたいものです。

※スマート・エイジングとは、東北大学が2006年から提唱している少子化・超高齢社会における概念です。

KUMONの学習療法センターでは、このたび、東北大学 加齢医学研究所 所長の川島隆太教授を講師に迎え、オンラインセミナーを実施することになりました。
どなたでもご参加いただけるセミナーです。「いつまでも脳を元気に保つために」何ができるか、一緒に考えてみませんか。

川島隆太教授 無料 オンラインセミナー
2022年5月11日(水)13:30~15:00

※終了しました。
 たくさんのご参加ありがとうございました。

学習療法

 

関連リンク 脳科学者・川島隆太|KUMON now!スペシャルインタビュー 川島隆太教授オンラインセミナー報告|KUMON now! KUMONレポート 脳の健康教室 秦野市編 (動画紹介)|KUMON now! 「脳の健康教室」はどんな「教室」?|KUMON now! 「認知症に関する意識や実態調査」結果|KUMON now! 5/11(水)川島隆太教授 無料オンラインセミナー「いつまでも脳を元気に保つために」|プレスリリース

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