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調査・研究・アンケート  2016/05/24更新

Vol.152 「認知症に関する意識や実態調査」結果  

家族には迷惑をかけたくない
認知症と介護への不安と
治療・予防法への期待~

 

高齢化社会が進む中、テレビや新聞などで認知症に関する話題を耳にしない日はありません。このたびKUMONでは、20代から60代の方々を対象に、老後や認知症に対する人々の意識や実態を把握するためにアンケート調査を行いました。そこから見えてきたのは、認知症への不安、そして「学習療法」など、症状を改善する取り組みへの期待でした。

老後への「理想」と「不安」

【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査エリア:全国
回答者:20歳~69歳の男女1000名
調査期間:2016年3月16日~18日

この調査ではまず、「どんな老後を送りたいですか?」を聞きました。希望する老後のトップ3は、「お金に余裕を持って過ごしたい」、「プライベートな時間を大切にしたい」、「いつまでも健康でありたい」でした。また「家族に迷惑をかけたくない」、「家族や子どもに頼らなくても済むようにしたい」も9割を超え、老後に周囲の負担になりたくないという意識も強く持っているようです。

一方、「老後に対する不安」について聞いたところ、68.4%の方々が「自分自身の老後への不安」を感じているという結果となりました。具体的な不安の内容としては、「経済的な不安」がトップで、以下「病気への不安」、「体力への不安」、「病気による介護への不安」、「認知症への不安」と続きました。2位以下は、病気・体力・認知症と、老化にともなう身体に及ぼす影響に対する不安が大きいことがわかります。

 

家族には迷惑をかけたくない

次に「認知症」についてうかがってみました。「認知症」については、98.5%が「知っている」「名称は聞いたことがある」と回答。関心度も79.0%と高く、国民病として高い関心がもたれているといえます。また、「認知症について知っていること」を聞くと、「徘徊の症状がある」「記憶障害をおこす」という2点は8割以上の方が、治療や療法に関しては、「病気の進行とともに徐々に症状も進行、現状は進行を遅くする方法しかない」「認知症を治癒する方法はまだ見つかっていない」ことをそれぞれ7割以上の方が、「知っている」と回答しました。男女とも、年代が高くなるほど認知症について知っている内容が多くなる傾向があり、全体的には男性より女性のほうが知っている割合も高めであるという結果が出ました。

つづいて、認知症に関する不安について聞いたところ、自分自身の認知症への不安度は全体では59.8%の方が「不安を感じる」と回答。年代別に見ると、20代が47.7%であるのに対し、50代では67.7%、60代では62.2%と、年齢があがるほど不安度も上がる傾向にありました。

認知症を発症した時に感じる不安の内容は、「家族に身体的・精神的な負担をかけてしまう」がトップで、以下「人の世話がないと生活ができなくなる」、「日常生活が送れなくなる(衣食住)」、「身内のことを忘れてしまう」と続きます。

また「認知症を発症した時に、誰にサポートを受けたいか?」についてうかがうと、「高齢者介護施設」「高齢者サービスのある住宅」と、家族介護よりプロの介護を望むと答えた方が多いという結果でした。希望する老後についての「家族に迷惑をかけたくない」という回答も合わせてみてみると、“介護などで家族の手を煩わせたくない”という気持ちが垣間見えるようです。

利用を希望する認知症の治療や進行を抑える療法は?

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