OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2021/12/10更新

Vol.084

劇団四季 俳優
金子進太郎さん  後編

奇跡は起きるものではない 起こすもの
作品の感動
多くの人に届けたい

金子 進太郎 (かねこ しんたろう)

神奈川県生まれ。2007年、公文国際学園中等部入学。演劇部に所属。高等部1年のときに観た劇団四季のミュージカル『美女と野獣』をきっかけに舞台に魅了され、早稲田大学基幹理工学部に進学後もミュージカルサークルで活躍。卒業後の2017年に劇団四季の研究所に入所し、翌年『リトルマーメイド』で初舞台。現在ロングラン上演中の『ライオンキング』にも出演。

劇団四季に所属する俳優として、ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』『ライオンキング』に出演している金子進太郎さん。幼い頃からタレントの物まねをするなど“演じる”ことが好きだったそうです。自由な校風に惹かれて進学した公文国際学園では演劇部の部長を務めましたが、当初は演劇そのものにはあまり興味がなかったといいます。そんな金子さんが大学卒業後の進路として、劇団四季への入団を目指したのは、高校生の頃に観た劇団四季のミュージカル『美女と野獣』がきっかけでした。演劇や劇団四季の魅力とともに、常に自己鍛錬が欠かせない俳優という職業において、「役に立っている」と振り返る公文式学習からの学びについてうかがいました。

「将来に役立つ」という視点ではなく
その子の「今の時点でやりたいこと」を見守って

金子 進太郎さん

俳優を続ける中で、もちろん大変なこと、悩むこともあります。そのときは一度落ち込みますが、「人と比べても意味がない。自分なりの進み方がある」と自分に言い聞かせ、「今の自分はこうだから、こうしよう」と自分の課題を決めて、それを克服するためにどうすればいいか、マインドを変えていくようにしています。

ですから子どもたちにも、焦らず人と比べず、自分のペースで進んでいってほしいと伝えたいですね。「これ」とひとつのことに思い定めて突き進むタイプの子もいれば、いろいろなことをやってみるタイプの子もいると思います。どちらがいい悪いということはないですし、興味を持てるものが見つかるまで、いろんなことをやってみるといいのではないでしょうか。そして集中できることが見つかったとき、そこに向かって努力すればよいのだと思います。

また、私が関心を持った物事について両親が「これやってみなよ」「次にあれはどう」と導いてくれたことが、自分の礎になっていると実感しています。ですから周囲の大人たちも、「将来これが役立つ」という視点ではなく、個性を尊重し、その子の「やりたいこと」を人と比べずにやらせてあげてほしいなと思います。

今後は、ずっと劇団四季の俳優を続けていきたいと考えています。そして、その中でいろんな役や演目に挑戦したいですね。大学時代、劇団四季以外の舞台もたくさん観ましたが、「自分にとっては何かが違うな」としっくりきませんでした。それはなぜだろうと考えたとき、「ことば」の伝わり方が違うのだと気づきました。

劇団四季では、セリフでも歌でも、明晰にことばを話す訓練をしています。そうすることで、台本に書かれた言葉を客席の隅々までお届けすることができるのです。自分が観客として劇団四季の舞台を観ていた時も、「作品そのもの」が自分の中にグッと入ってくるような印象を持っており、その感覚が大好きでした。また歌や踊りなど様々な要素が詰まっているのも、劇団四季の舞台の魅力です。今度は自分がその舞台に立ち、多くの人に作品が持つ感動を届けていきたいと思っています。

 

前編を読む

関連リンク
【公演紹介】
ディズニーミュージカル『ライオンキング』

会場名:有明四季劇場  ロングラン上演中
    名古屋四季劇場 上演中~2022年5月15日(日)千秋楽

公文国際学園

ライオンキング


 

金子 進太郎さん   

前編のインタビューから

-劇団四季ミュージカル『ライオンキング』の魅力とは?
-劇団四季に入団、そして初舞台へ!
-公文式学習から得たものとは?

前編を読む

 

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