OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2017/04/07更新

Vol.043 労働経済学者 浦坂純子先生  前編

積み重ねることで
見える景色は変わってくる
足元の一歩一歩を登って道を開こう

浦坂 純子 (うらさか じゅんこ)
大阪府生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、同大学院経済学研究科博士課程修了。松山大学経済学部専任講師を経て、1998年より同志社大学文学部社会学科で専任講師として勤務。同大社会学部准教授を経て現在同大社会学部教授。著書に『なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか-キャリアにつながる学び方-』(ちくまプリマー新書)、『あなたのキャリアのつくり方-NPOを手がかりに-』(ちくまプリマー新書)など。

労働経済学がご専門で、雇用や労働にかかわる研究テーマに取り組まれている浦坂純子先生。中でも大学入学前から就職後までの一連のキャリアの流れに着目されています。浦坂先生ご自身も、今に至るまでのキャリアには紆余曲折があったそうですが、その時々でどのように考え、行動されてきたのでしょうか。社会の変化が激しい中で、将来につながる学びを獲得するために必要なことについてもうかがいました。

どうしたら一人ひとりが力を発揮し
気持ちよく働けるかを研究

私の専門は「労働経済学」です。現在の所属は社会学部なので、「なぜ経済学部ではないの?」と思われるかもしれませんが、社会学部の中にある産業関係学科で、雇用や労働について学際的に研究しています。

大学院の博士論文では、新卒労働市場について実証分析をしました。ここが研究者としての私のスタートですが、就職活動について考えたとき、学生がそれまでにどういう力をつけてきたのか、また就職した後のキャリア形成を考えることも大事だと思い、現在は大学入学前から就職後まで一連の流れを多面的に見ています。どうしたら一人ひとりが力を十分に発揮し、気持ちよく働けるかを考察するためです。

研究にあたっては、調査をしてデータをとり、それを統計的に分析したエビデンス(根拠)をもとに主張していく、という方法論をとっていることもあり、学部の授業では、「産業調査統計論」を担当しています。統計やデータを読むうえでの基礎知識である「データリテラシー」は、さまざまなデータがあふれる今、仕事をするうえでも生活していくうえでも必要な知識だと思います。

それ以外にも、大学1年生の導入教育や「現代社会と労働」といった科目で、「働くこと」について教えています。

浦坂先生の子ども時代とは?

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