OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2014/12/19更新

Vol.016 フリーアナウンサー 木佐彩子さん  後編

「夢」「成功」のかたちは人それぞれ
小さな自己実現の積み重ねが
大きな夢へとつながる

木佐 彩子 (きさ あやこ)
父親の転勤にともない小学2年から7年間を米国ロサンゼルスで過ごす。青山学院大学を卒業後、フジテレビにアナウンサーとして入社。2000年に東京ヤクルトスワローズ所属の石井一久投手(当時)と結婚。その後、石井投手のMLBロサンゼルス・ドジャースに移籍の際には家族で再渡米。現在はフリーアナウンサーとしてテレビ番組やCMを中心に活躍中。

アナウンサーとしてこれまで数多くの番組に関わりながら、いつも親しみやすい笑顔とポジティブなイメージで活躍を続ける木佐彩子さん。日本とアメリカ、ふたつの国で暮らしていたからこそ見えてきた、自分らしい生き方とは?

視聴者の求めている「いい質問」ができるアナウンサーに

意外に思われるかもしれませんが、アナウンサーにはかなりの体力が必要です。体育会系で体力勝負という面もあって、実は相当にハードな仕事です。私が新人のころは、お茶くみ、経理、新聞配り、そして先輩アナウンサーへのファンレターの仕分けとか(笑)、アナウンス以外の仕事も山ほどありました。体力的にもたいへんでしたけど、それらをこなすことで社会人としての自覚が芽生えた気がします。

テレビの前の視聴者の方には1時間、60分の番組であっても、その前後にテレビには映らないたくさんの仕事があります。深夜までリサーチをする人、徹夜でVTRを作る人、大きな事件が起きて寝食を忘れて取材する人……さまざまな人の努力や苦労があります。アナウンサーは最後の最後に、映像と言葉で情報をお届けするのが仕事。だから私は、視聴者の方と彼ら制作陣とをつなぐのがアナウンサーの役割だと思っています。

ときには時間がなくなって、制作陣が苦労して作ったVTRのうちの何本かがオンエアできないときもあります。その判断を私がするのですが、その判断が適切だったとわかってもらうためには、私自身が制作の現場ときちんと向き合っていなければなりません。信頼関係も大切です。そのためには、やはり毎日が学びです。制作現場と同じレベルの知識をと思うのですが、なかなかそうはいかないのが実状ですけれど……。

私自身がインタビュー取材をするときもあります。「いい質問」ができるように、かなり入念な準備をして臨みます。「いい質問」というのは、引き出したコメントのなかに、視聴者が真に知りたい情報が入っているものだと思います。「いい質問」のためには、取材対象者をリサーチしたり、事件の背景や経緯を調べたり、それらをベースに今後の予測などもしたりと、いくつもの準備をします。それを怠ると、何がわからないかすらわかりません。インタビューに正解はありませんが、貴重なコメントや情報を引き出せたときは「この仕事をやっていて本当によかった」としみじみ思います。

日本人としてのアイデンティティを気づかされたアメリカの友人の言葉とは?

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