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Vol.547 2025.03.11

KUMON家庭学習調査2024(2)
家庭での保護者の子どもへの関わり方

家庭学習調査から見える
家庭での子どもの過ごし方の変化
生成AI時代の家庭学習

KUMONは2024年12月に、小1~小3の子がいる世帯の母親と父親を対象とした「家庭学習についての調査」を実施しました。2015年から毎年行っているこの調査も今年で10回目。子どもが家庭で過ごす時間の変化や、家庭における保護者の子どもへの関わり方について聞きました。
第2回目の今回は「家庭での保護者の子どもへの関わり方」についての結果をお伝えします。

目次

    • 「家庭学習調査2024」結果
      第1回:子どもの家庭で過ごす時間の変化
      第2回:家庭での保護者の子どもへの関わり方(今回)
      第3回:家庭学習での生成AI利用の現状
    • 【調査概要】
      調査方法:インターネット調査
      調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人
      調査期間:2024年12月7日〜12月11日

    子どもの学習状況の把握では「わが子の得意・不得意を把握している」保護者は64.4%

    子どもの学習状況の把握に関する行動を聞いたところ、最も多かったのは、「わが子の得意・不得意を把握している」で64.4%でした。次に「家庭学習をする場所は親の目が行き届く場所にしている」が59.5%、「子どもから質問を受けた時はすぐに見るようにしている」が58.4%と続きます。また、「目が届かない時のわが子の様子を把握できる状態である」は42.1%、「宿題(学習)をしている際の集中時間を把握している」が47.9%ですが、昨年より増加していました。

    KUMON家庭学習調査2024

    家庭学習関与の状況では「平日の家庭学習の開始時間を把握している」保護者が50.4%

    子どもの学習状況や態度に対する保護者の関与について聞きました。「平日の家庭学習の開始時間を把握している」が50.4%と最も多く、「その日にやった家庭学習の内容を終了後に確認している」が41.9%と続きます。また「子どもの家庭での学習が大きな悩みの種である」が、昨年の25.1%から27.8%へと、2.7ポイント増えているのが目立ちます。

    KUMON家庭学習調査2024

    子どもの学習状況や態度では「日々決められた学習量をこなす」子どもが49.1%

    家庭での子どもの学習状況や態度を聞いたところ、「子どもが日々決められた学習量をこなす」が49.1%、「子どもが自ら進んで家庭学習をする」が41.1%でした。

    KUMON家庭学習調査2024

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