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Vol.475 2023.03.10

家庭学習調査2022(1)
子どもの家庭で過ごす時間の変化

家庭学習調査から見える
新しい生活様式での変化
教育ICTスキルや子どもの未来への希望は?

KUMONでは、2022年12月13日〜12月15日、小1~小3の子がいる世帯の母親と父親を対象に「家庭学習についての調査」を実施しました。新型コロナウイルス感染拡大以降、新しい生活様式が始まって3年経ち、日常生活や学校・勤務環境にも大きな変化がありました。今回の調査でも、子どもの家庭で過ごす時間の変化、教育ICTスキルの習得機会や期待、自学自習による効果と子どもの未来への希望を聞きました。
第1回目の今回は「子どもの家庭で過ごす時間の変化」についての結果をお伝えします。

目次

「家庭学習調査2022」結果
第1回: 子どもの家庭で過ごす時間の変化(今回)
第2回: 教育ICTスキルの習得機会や期待
第3回: 自学自習による効果と子どもの未来への希望

テレビを見る、外(公園や広場など)で遊ぶ、友達の家で過ごす時間は減少

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人
調査期間:2022年12月13日〜12月15日

子どもの家での過ごし方を聞いたところ、1日の平均時間で「テレビを見る時間」は48分、「友だちの家で過ごす時間」は12.9分、「外(公園や広場など)で遊ぶ時間」は26.4分という結果となりました。直近の調査結果と比べると、減少しています。「ゲームをする時間」は35.7分となり、ほとんど変化はみられませんでした。

「家庭学習調査2022」結果 「家庭学習調査2022」結果
「家庭学習調査2022」結果 「家庭学習調査2022」結果

子どもの動画配信視聴は、時間・機会ともにますます増えている

「動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+など)の視聴時間」を聞いたところ、1日の平均時間は24.3分となりました。昨年度の調査結果(「全くない」57.5%、「2時間以上」2.0%)から「全くない」という回答が37.9%と減少するとともに、「2時間以上」の回答が5.3%と増加するなど、子どもが動画配信サービスを視聴する時間・機会ともに、ますます増えていることがわかりました。

「家庭学習調査2022」結果

子どもが家で学習するのは、週平均「5.7日」、1日の学習時間は「31.8分」

今回の調査では、小1~小3の子どもの家庭学習の頻度は、週平均「5.7日」、1日の平均学習時間は「31.8分」という結果となりました。昨年度の調査結果(週平均「5.7日」、平均学習時間「34.9分」)より、週平均学習時間が減少しています。

「家庭学習調査2022」結果

子どもについて最も気にかかっていることは「子どもの友達関係」で35%

今回の調査でも、子どもについて気にかかっていることを聞きました。「子どもの友達関係」が35%、「子どもの学校での様子」が33.9%、「子どもの学校の成績(きちんと習得できているか)」が27.8%と上位3項目になりました。

「家庭学習調査2022」結果

関連リンク 家庭学習調査2021 | プレスリリース「家庭学習調査から見える子どもの生活や学習、保護者の子どもへの関わり方の変化は?|プレスリリース家庭学習調査2020 | プレスリリース「家庭学習調査から見える「新学習指導要領実施」の認知と評価、そしてオンライン学習効果の実態は?」|プレスリリース家庭学習調査2019|プレスリリース家庭学習調査2018|プレスリリース家庭学習調査2017|プレスリリース 家庭学習調査2016|プレスリリース家庭学習調査2015|プレスリリース

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