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Vol.196 2017.02.28

家庭学習調査2016(1)
子どもが学習に前向きになるきっかけとは?

「自分でできた!」「学ぶのが楽しい!」
という喜びが、子どもの学ぶモチベーションになる

KUMONでは、2016年11月、小1~小3の子がいる世帯の母親を対象に「家庭学習についての実態調査」を実施しました。KUMON now!では、この調査結果を全3回にわたってお伝えします。第1回目の今回は、「子どもの家庭学習の現状」と「子どもが学習に前向きになるきっかけ」についての結果をお伝えします。

目次

【「家庭学習についての実態調査」結果】
第1回:「子どもの家庭学習の現状」と「子どもが学習に前向きになるきっかけ」(今回)
第2回:学習する習慣をつけるために親が子にかけている言葉とは?
第3回:家庭のスタイル別家庭学習の実態

平日の家庭学習の平均時間は「36分」
頻度は週平均「5.9日」

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,200人
調査期間:2016年11月5日~11月8日

今回の調査で、小1~小3の子どもの平日の家庭学習の平均時間は「36.3分」という結果でした。学年別にみると、小1と小2が「35.2分」、小3が「38.5分」と、学年が上がるにつれて長くなっている傾向がみられました。家庭学習の頻度については、週平均「5.9日」という結果となりました。子どもたちは、平日を中心にほぼ毎日、家庭学習に取り組んでいる状況のようです。

家庭学習として取り組んでいるのは、「小学校の宿題」(94.3%)が大多数でした。このほか、「通信教育の課題」(28.1%)、「(ドリルや問題集など)両親が与える課題」(22.0%)と続きました。

子どもが家庭での学習に熱心になったきっかけ
1位は「自力で課題を解けるようになったから」

「お子さまの家庭学習の態度の半年内の変化を教えてください」とお聞きしたところ、「前よりも家庭学習に対して熱心になった」「どちらかと言えば、前よりも熱心になった」と回答した方が54.9%でした。「(どちらかと言えばを含めて)熱心になった」と回答された方に、そのきっかけをうかがったところ、「自力で課題を解けるようになったから」(29.4%)、「成績がよくなったから」(20.2%)、「学校の先生の影響」(18.4%)、「勉強の面白さを覚えたから」(16.6%)と続きました。特に小1のお子さんは、「自力で課題を解けるようになったから」(34.5%)、「勉強の面白さを覚えたから」(20.6%)が1位、2位となり、小学校に入学して「自分でできた!」「学ぶのが楽しい!」という喜びが、子どもの学ぶモチベーションになるということがわかる結果となりました。

お子さまが学習に熱心になったきっかけ

関連リンク 家庭学習についての実態調査|プレスリリース 子どもの家庭学習調査2015(1)-家庭学習の現状と理想 子どもの家庭学習調査2015(2)-子どもの家庭学習をうまくいかせるポイント 子どもの家庭学習調査2015(3)-大事な親の観察力、注目すべきポイントは? 子どもの家庭学習調査2016(2)-学習習慣をつけるために子にかける言葉とは? 子どもの家庭学習調査2016(3)-家庭のスタイル別家庭学習の実態

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