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KUMONグループの活動  2015/10/06更新

Vol.106

就労支援としてのKUMON-諫早ワークスサテライト  

社会役に立てる人
“その職場なくてはならない人
そんな人になってほしいと思っています
就労移行支援事業所、諫早ワークスサテライトでの公文式導入

障害のある方と健常な方が同じ職場でいっしょに働く。これは、理想的な社会の一場面なのでしょう。解決すべき課題はいくつもあるのですが、この“一場面”を実現するための一翼を担っているのが、今回ご紹介する「就労移行支援事業所」。長崎県諫早市からのレポートです。

「集中力や持続力だけでなく、考える力や積極性も身についてきたと感じています」

photo3
諫早ワークスサテライト 比地さん (就労支援員)

就職率83%という結果で、「一信九疑」という疑問は払拭されたわけですが、さらに職員の方たちを驚かせる変化と成長が利用者さんに見られるようになったといいます。前出の松原さんと比地さん(就労支援員)のお話です。

 

「これは国語の学習の成果なのだと思いますが、ほとんどの利用者さんが、きちんと考えて、自分の言葉で話せるようになり、コミュニケーションができるようになりました。入所したばかりのころは、わたしが説明し、それにうなずくか、一言返事をするくらいだったのが、学習を積み重ねるにしたがい、会話が成り立つようになりました。これは驚きでした」(松原さん)。

 

「公文のことを聞いたとき、エッ?と思いましたが、実際に利用者さんが集中して学習しているのを見ると、なるほど、これを毎日すると就職にもいいだろうなと実感できました。はじめは読み書き計算の力がつくだけかなと思っていたのですが、しばらくすると、それ以外の力もついていることがわかってきました。入所してすぐのころは、何を聞いても“わからない”としか言わなかった利用者さんが、こちらの質問を受けとめ、自分の言葉で返すようになりました。考える力がついたのでしょうね。でも、いちばんびっくりしたのは、自分でハローワークに行って求人票を持ってきたことです。“これならできると思って…”と、自分で考えて判断ができるようになったんだと思います」(比地さん)。

「このサテライトに来て、以前より明るくなったと思います」(ある利用者さんのことば

公文式が基礎的な学力だけでなく、利用者さんたちの考える力やコミュニケーションの力も育んでいるようですが、メンタルな面にも影響を与えていることもインタビューでわかってきました。それも、利用者さんだけでなく、職員の方も、です。

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諫早ワークスサテライト 武藤さん (生活支援員)

サテライトに入所して5か月目という利用者さん(28歳・男性)がこんな話をしてくださいました。

 

「ここに来て、自分は以前より明るくなったと思います。公文ができるし、みなさん(職員さん)がほめてくれるので、サテライトに来るのが毎日とても楽しみです。ここに来る前、会社をたくさん受けましたが、しゃべれなかったので、どこも雇ってくれませんでした。でも、今度はなんとかなりそうな気がします。がんばります」。

 

そんな利用者さんのがんばりを見て、自分自身も変わってきた、と話してくださる武藤さん(生活支援員)です。

 

「自分で言うのもへんなのですが、わたしは消極的なタイプで、ここまでやったからもういいかなと、とことんがんばってみることが少なかったように思います。でも、このサテライトで、利用者さんの日々の努力を目の当たりにし、就職できた利用者さんから、ほんとうに純粋な気持ちで“ありがとうございました”って言われると、自分ももっとがんばらなければ、いまより少しでも良い支援をしなければ、と考えるようになりました。利用者さんに育ててもらっているような気持ちです」。

障害のある方の就労を取り巻く2つの課題とは?

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