KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

KUMONグループの活動  2015/10/06更新

Vol.106

就労支援としてのKUMON-諫早ワークスサテライト  

社会役に立てる人
“その職場なくてはならない人
そんな人になってほしいと思っています
就労移行支援事業所、諫早ワークスサテライトでの公文式導入

障害のある方と健常な方が同じ職場でいっしょに働く。これは、理想的な社会の一場面なのでしょう。解決すべき課題はいくつもあるのですが、この“一場面”を実現するための一翼を担っているのが、今回ご紹介する「就労移行支援事業所」。長崎県諫早市からのレポートです。

「その人の特性を活かして就職してほしいですね。そして、仕事に就いたときがほんとうのスタートだと思っています」

さて、障害のある方の就労では大きな課題が2つあるといわれています。ひとつは就労そのもののハードルが高いこと。もうひとつは、仕事に就いたあとの継続、つまり離職の問題です。インタビューの最後に、この「継続」「離職」について志賀さんにお聞きしてみました。

「いったん就職できても、そのあと辞めてしまう人が少なくないのです。辞めてしまうと、障害のある方自身も雇い入れた側にもダメージが残ります。幸い、このサテライトの卒業者(就職した人)の定着率は、いまのところ100%です。そのために、2つのことを実践しています。ひとつは、その利用者さんが得意なこと・好きなことなどの特性を活かし、利用者さんといっしょに仕事を探し選ぶこと。何年か前、数字や地名の記憶に強い利用者さんがいて、宅配便のメールサービスの仕事に就きました。ご本人はもちろん大喜びでしたが、会社のほうからも“有能な方を…”と感謝されました。もうひとつは、仕事に就いた利用者さんに会社で何かあったら、すぐにうちのメンバーが駆けつける。それも、個人でではなく、組織として“面”で利用者さんを支えていく体制をとっています。このふたつが奏功しているのだと考えています」。

さらに志賀さんは、こんなことも話してくださいました。

「その人の特性を活かして就職するのは離職の予防になるのですが、そのことによって、就職の理想形が実現できるのでは…とも考えています。わたしは、この事業所を卒業する利用者さんは、“社会の役に立てる人”“その職場になくてはならない人”、そんな人になってほしいと思っています。これは障害のあるなしにかかわらず、ある意味、就職の理想形ではないでしょうか。そのための第一歩として、“特性を活かして”を心がけています。そして、仕事に就いたときがほんとうのスタートだとも考えています。その仕事の質をさらに高め、より進化させることができれば、本人もやりがいがあり、会社からも重宝されるはずです。とはいえ、現実はまだまだ問題山積。われわれも利用者さんとともに学びながら、ひとりでも多くの利用者さんを就労のスタート地点へと送りだしていきたいと努力しています」。

 

関連リンク
社会福祉法人つかさ会(諫早ワークス・諫早ワークスサテライト)就職するなら明朗アカデミー
障害福祉サービス(厚生労働省)

 

bg_bnr_43 社会的自立をめざす方々に学ぶ喜び、成長する喜びを。
就労支援施設
導入目的は施設によって異なりますが、学力の向上と、態度面や生活面の変化は共通です。
詳細をみる
関連記事

KUMONグループの活動  2016/03/29更新

Vol.144 就労支援としてのKUMON-フォレスト

「“働きたい”を尊重し、育てています。 できることをじっくりと、 一緒に伸ばしていきましょう」

KUMONグループの活動  2016/10/25更新

Vol.179 就労支援としてのKUMON-
でらいとわーく(前編)

「自分の持っている力に気づき、可能性を知る。 自分にとっての“ちょうどいい”を知り、 働き続ける喜び、幸せを感じる」 その実現のためのサポートをしたい。

KUMONグループの活動  2016/10/27更新

Vol.179 就労支援としてのKUMON-
でらいとわーく(後編)

「自分の持っている力に気づき、可能性を知る。 自分にとっての“ちょうどいい”を知り、 働き続ける喜び、幸せを感じる」 その実現のためのサポートをしたい。

KUMONグループの活動  2016/11/29更新

Vol.184 就労支援としてのKUMON-
S&Jパンドラ(前編)

障害のある人を “自信と誇りに満ちた働き手”に プロデュースしたい

バックナンバー

子育て・家庭学習  2021/03/02更新

Vol.393 家庭学習調査2020(2)学習指導要領改訂後の認知と評価

家庭学習調査から見える 「新学習指導要領」の認知と評価は?

KUMONグループの活動  2021/02/24更新

Vol.392 ~創始者公文公の言葉より~

    公文式の原点⑪            <高校でできるようにする>

KUMONグループの活動  2021/02/16更新

Vol.391 公文式日本語最終教材修了生が語る自学自習の魅力とは?

自学自習でコツコツ学習することで、 「やればできる」経験を積み、 その先の挑戦へ!

KUMONグループの活動  2021/02/09更新

Vol.390 タイム誌による初めての「Kid of the Year(キッド・オブ・ザ・イヤー)」に選出

ギタンジャリ・ラオ(Gitanjali Rao)さん 得意な科学と技術を使って 人を笑顔にしたい

子育て・家庭学習  2021/02/02更新

Vol.389 家庭学習調査2020(1)
子どもの家庭での過ごし時間の変化

家庭学習調査から見える 「新学習指導要領」の認知と評価、 そしてオンライン学習の実態は?

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス
記事アクセスランキング
おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.074 後編
女子レスリング選手
登坂絵莉さん
「よくがんばったね!」は 子どもを成長させる魔法の言葉 前へ前へと進んでいける
Vol.074 前編
女子レスリング選手
登坂絵莉さん
「よくがんばったね!」は 子どもを成長させる魔法の言葉 前へ前へと進んでいける
Vol.073
講談師
旭堂南湖さん
最初から100点満点を目指さなくていい 間違ってもいいから繰り返し、 続けていけば、芸も学びも磨かれる
Vol.072
読売巨人軍 球団職員
矢貫俊之さん
行き詰まっても逃げないで あきらめずにぶつかって 答えは自分で見つけよう
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.065 後編
もり内科クリニック院長
布施医師会(東大阪市)理事
田仲みすず先生
「できること」「得意なこと」に目を向けよう できないことが増えても、まわりが上手に合いの手を入れる 「お餅つきサポート」で、地域の誰もが笑顔になる
Vol.065 前編
もり内科クリニック院長
布施医師会(東大阪市)理事
田仲みすず先生
「できること」「得意なこと」に目を向けよう できないことが増えても、まわりが上手に合いの手を入れる 「お餅つきサポート」で、地域の誰もが笑顔になる
Vol.064
神田外語大学 特任講師
上原雅子先生
言語は「伝える」ためにある 「伝えたい」という気持ちを込めて 自分の意見を発言してみよう
Vol.063
往来物研究家
小泉吉永先生
江戸の知恵には学びがあふれている “好き”をとことん掘り下げて 出会いを引き寄せよう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!