OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2022/07/15更新

Vol.089

モデル・インフルエンサー
山口厚子さん  後編

悩んだからこそ気づいた「自分の幸せ」
周囲の目を気にせず
「わが道」を堂々と進んでいこう

山口 厚子 (やまぐちあつこ)

福岡県生まれ。小学生の頃、長谷川潤さんに憧れてモデルを目指す。高校3年生のとき、地元の高校生を対象にした「いちご姫コンテスト」でいちご姫として学校代表に。都内の短大に進学、卒業後は地元に戻り老舗菓子屋に就職するも、夢を諦めきれずに上京し働きながらレッスンの受講やオーディションの応募を続ける。2019年にYouTubeチャンネル「福岡産のあっちゃん」を開設。2022年4月に、ファースト写真集をクラウドファンディングで出版。主な出演番組は「踊る!さんま御殿」「今夜くらべてみました」ほか、企業CM、広告への出演多数。

明るい笑顔で周囲を笑顔にするモデル、インフルエンサーの山口厚子さん。思春期は容姿に悩み、そのときに勇気を与えてくれたモデルの長谷川潤さんに憧れ、自身もモデルを目指し努力を重ねますが一筋縄にはいかず……それでもあきらめずに歩みを進め、現在はくもん出版のウェブCM「くもんのカード 一枚のカードから広がる、ことばの世界。」など様々なCMや番組に出演。この4月には出身地の福岡県八女市を舞台にした写真集の出版を自らプロデュースするなど、独自の活動が注目されています。自身も子ども時代に公文式学習を続け、集中力や忍耐力がついたと振り返る山口さん。公文の思い出や活動の原動力、今後の夢などについてうかがいました。

コンプレックスを持ち続けた思春期
自然体で堂々としたモデルの姿に力をもらう

くもん出版の「スタディ囲碁」で社員と対戦!くもん出版の「スタディ囲碁」で社員と対戦!

私は思春期の頃、コンプレックスのかたまりでした。肌が浅黒く、眉毛も濃い。なんでこんな容姿なのだろうと悩みました。そうしたネガティブな思いが変わったのが、モデルの長谷川潤さんを見てからです。私と同じように褐色の肌ですが、自然体でものすごく堂々としている。「この人みたいになりたい」と強く惹かれ、夢は刑事からモデルに変更。ダンスレッスンも受けるようになりました。

一方で勉強も頑張りました。元々公文で鍛えたお陰で数学は得意。中学に入ると公文式で英語も学び、希望の高校に入学しました。成績優秀者に選ばれて学費が免除され、入学後もクラスでトップに。最初に1番をとったので、これを1年間はキープしようと、勉強とダンスの両立を頑張りました。

加えて公文の教室でアルバイトもしていたので、高校時代は忙しかったですね。教室では採点などを手伝い、自分だったらどうされたらやる気がアップするか、自分の子ども時代を思い出しながら働きました。私がお世話になった分、今度は子どもたちに還元したいと思いながら働くのは楽しかったです。そこで初めて「働いてお金をいただく」経験をして、働く意味も学びました。

通学していた高校は校則が厳しく、原則アルバイトは禁止されていましたが、学校の先生に交渉し、「公文なら」ということで了承を得ました。芸能活動もその高校では前例がなかったのですが、レッスンに通っていること、オーディションのために休むこともあるかもしれないことを真剣に伝えたところ、熱意が通じて許可していただきました。自分の希望を通すには、本業の勉強をしっかりやっておくことが大事です。ちゃんと勉強で成果を出した上でお願いしたので、受け入れてくださったのだと思います。

山口厚子さん

東京ならともかく地方では、芸能活動など目立ったことをすると、周囲からはあまりよく思われないことがあります。でも友人たちはとても協力的で、高3のときには地域のコンテスト「いちご姫」に推薦してくれました。そこで人から見られる楽しさ、自分を知ってもらうことの嬉しさを実感し、「もっとみんなに知ってもらいたい」という想いが高まりました。

とはいえ、当時は「ふつうに大学に行って、地元で働いて結婚すること」が親も望んでいることだし、それが長女である私の幸せなのだろう、と思っていました。なので、好きだった英語を学ぶため東京の短大に進学した後は、Uターンして福岡の老舗和菓子屋さんに就職することにしました。

妹の言葉に背中を押され、東京で芸能活動

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