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Feature Report - 進化し続ける活動
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KUMONグループの活動  2016/10/27更新

Vol.179 就労支援としてのKUMON-
でらいとわーく(後編)  

自分の持っているに気づき、可能性を知る。
自分にとっての“ちょうどいい”を知り、
働き続ける喜び、幸せを感じる」
その実現のためのサポートをしたい。

障害のある方たちが、就労を目指しさまざまな能力やスキルを育てる場、学ぶ場。それが「就労移行支援事業所(*)」です。東京都大田区にある就労移行支援事業所“でらいとわーく”には、毎日20人ほどの利用者様方が集い、笑顔と活気あふれる学びの場になっています。公文式を就労支援トレーニングの一環として導入してからの事業所の様子を、2回にわたってレポートします。後編の今回は、公文式を導入してから事業所で起こった変化についてお伝えします。

「悪いのは子どもではない」

インタビューの最後に、副施設長の西浜さんはこう話してくださいました。

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西浜さん(副施設長)

「公文には、創始者の公文公(くもんとおる)さんが遺された“悪いのは子どもではない”という言葉がありますね。聞いたときハッとしました。これをわたしなりに言い換えると、“障害のある方たちが就労できないのは、周りに問題や課題がある”となるでしょうか。

どんな人でも得意なことやすぐれた能力はあるはずですが、それに周りが気づけないだけなのかもしれません。けれど、ちょうどのことをしながら、少しずつレベルアップしていく公文の学習なら、まず、われわれスタッフが気づけます。そして、“あなたにはこんないいところがあるじゃないですか!”という言葉かけで、ご自身が気づき、自信となり意欲となる。いま、こういうことが、利用者様方とスタッフのあいだで日々おきているのだと思います。

自分の良いところ、現在の能力や可能性に気づくことで、自分に合った仕事も見つけやすくなるでしょうし、“自分がやりたい仕事に就くにはこれから何をすればよいか”といった道筋も見えてくると思うのです。そういったことを公文の学習を通して身につけてほしいですね。公文では“ちょうど”を大切にしていますが、それに倣って言えば、“いまの自分のもてる力に気づき、自分の可能性を知って、それに合ったちょうどいい仕事に就く”。それにより、働く喜びや幸せを感じることができれば、利用者様は生きがいのある毎日を送れるのではないかと思います。わたしたちは、その実現に最大限のサポートをしていきたいと考えています」。

さて最後に、利用者のみなさんの声をご紹介しましょう。まず、一昨年の暮れに脳卒中で倒れ、入院。 その後、失語症と診断された男性(60代)の利用者さんです。

 「わたしの場合、倒れてから10ヵ月ほど入院しました。幸いなことに手足に麻痺は残らなかったのですが、ほんとに話せない書けないという状態になり、失語症という診断でした。それでも、なんとかしたいと、ここに来たのが昨年の12月。ですから、まだお世話になりはじめて9ヵ月くらいです。けれど、公文の学習が楽しくて、はじめのうちは教材の音読もほとんどできなかったのが、少しずつ言葉がでるようになって、それをスタッフのみなさんに“すごい!”ってほめられて…をくり返していたら、以前のように頭に描く言葉が出るようになってきました。自分でも、まだ信じられませんが…」

つづけて、4人の利用者の方のコメントをワンポイントで。

*「もともと計算が得意なんですが、満点がとれたとき、つぎの教材に進めたときの達成感は格別ですね」(40代・女性)

*「病気(うつ病)になるまではふつうに話せたんですが、病気になってからは話すのが辛くなりました。でも、ここに来て、音読しているうちに話してもいいんだ、話そうという気持ちになれました。救われました」(30代・女性)

*「公文の学習は楽しいですし、集中力を養うということではとてもいいですね。学習が仕事の延長線上にあるようにも感じられますね」(40代・男性)

*「担当医の勧めがあって、昨年の6月からお世話になっています。ここに来なかったら、これほどたくさんの量の学習はしていなかったでしょうね。頭の回転というか、脳の活動が良くなった印象があります」(40代・女性・就職活動中)

みなさんがやりたい仕事に就いて、やりがいのある日々を送れるようになる日が、一日も早くくるよう応援しています!

関連リンク
就労移行支援事業所 でらいとわーく(一般社団法人障がい者・高齢者じりつ支援機構)

bg_bnr_43 社会的自立をめざす方々に学ぶ喜び、成長する喜びを。
就労支援施設
導入目的は施設によって異なりますが、学力の向上と、態度面や生活面の変化は共通です。
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