留学で身についた力とは?
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アンケートでは、「留学で身についた力」として選択肢を挙げ、3つまで選んでいただいたところ、「多様性への寛容さ」、「物事を多角的に見る力」、「積極性」、「主体性」を多くの方が選択しました。その理由には、さまざまな経験が挙げられました。
【多様性への寛容さ】
・インドネシアの人たちが多様な民族で構成されていて、自分も異なる国の出身なのに寛容に受け入れてもらえたから。(インドネシアに留学)
・日本人とは違う感覚を持つ多国籍な友人やホストファミリーと暮らしているうちに自然に。(アメリカに留学)
【物事を多角的に見る力】
・留学中とその後に多くの国に行ったので、各国間の文化、言語、生活水準などを俯瞰的・多角的に見られるようになった。(フランス、東ティモールに留学)
・アメリカでは政治や社会問題について友達と話す機会が多く、それがきっかけで様々な意見を知り、物事を多角的に見る力がついた。(アメリカに留学)
【積極性】
・自分が行動しないと何も始まらなかったから。(ヨルダンに留学)
・日本のように自分の感情を察してもらえる環境ではないので、自分の意見を積極的に口に出せるようになった。(グアテマラに留学)
【主体性】
・インターンシップ先では、基本的に放置された状態で、自分から提案しないと何も生まれない状況だったため。(カンボジアに留学)
・自分から他人に働きかけていかないと何も起こらないことがわかったから。(ドイツに留学)
留学経験者が親に感謝していることは
「反対せずに応援してくれたこと」
「親に感謝していること」として挙げられた項目のうち、最も多かったのが「反対せずに応援してくれた」(46人中32人)でした。つづいて、「経済的なサポート」(7人)、「小さいころから勉強を楽しくさせてくれた」(6人)、「国内外の旅行に連れて行ってくれた」(5人)と続きました。学ぶことの楽しさや自分のいる場所とは異なる地へ赴く機会など、知らないことや異なるものを前向きにとらえる“環境づくり”を親がしてくれたことに感謝している様子がうかがえます。
留学を一言で表すと「発見」
「留学の価値を一言で表すと?」という質問をしてみたところ、「発見の旅」、「自分の無知を知りに行くこと」「世界を見て自分を知る機会」「他では味わえない発見の連続」「人との出会い」「誰もが日本代表になれること」など、さまざまな回答が挙げられました。46名それぞれの言葉で表現いただきましたが、「発見」、「知る」、「出会い」、「成長」というキーワードが多く見られました。留学の魅力は、「自分、日本、そして世界と向き合い、それぞれの新たな一面を発見できる」という回答に凝縮されているように感じます。
「トビタテ!留学JAPAN」では、東京五輪が開催される2020年までに、海外留学する学生を倍増させるという目標を掲げています。留学を経験して大きく成長した学生たちが、社会に出て活躍するこれからが楽しみですね。
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