スイーツジャーナリストの幅広い仕事
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「“スイーツジャーナリスト”ってどんなお仕事ですか?」とよく聞かれますが、私の場合、雑誌・書籍やウェブサイトなどでスイーツを紹介するライターのような仕事から、大手食品メーカーが開発する新製品のコンセプト立案やプロモーション戦略といったコンサルティング、自治体や諸団体によるスイーツイベントの企画や講演あるいは司会、スイーツコンテストの審査員、製菓学校での講義などさまざまな仕事をしています。突然放送局からお電話をいただいて、テレビ番組に出演することもありますね。お菓子屋さんに食材の作り手、たとえば果物農家をご紹介するといったコーディネーターのような活動もさせていただいています。
審査員のお仕事では公平を期すために、すべて食べ切らないというようなこともあるのですが、基本的にはありがたく完食するか友人とシェアするなどして、1か月に食べるスイーツは200種類ほどになります。こういった仕事柄、体調管理は重要です。私の場合は食べる分、消費することにしているので、週に1~2回はジムに通い、汗を流すようにしています。糖質はスイーツですでにかなり摂取していますので、自宅ではお菓子以外の炭水化物はあまり食べず、野菜とキノコと海藻を山のように(笑)いただいていますね。“美味しさ”は五感で感じるものですので、きちんとスイーツの美味しさを感じられるよう、体調には万全を期しています。