本とおもちゃがいっぱい KUMON PARK
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オープンから2週間ほどたったある日。平日の夕方にも関わらず、ベビーカーを引いたお母さん、お父さんが次々に立ち寄られます。『くもんの日本地図パズル』で遊ぶ、男の子。「まずはピンク色のピースからやってみようか?」というお母さんのヒントをもとに、懸命に取り組む表情は、真剣そのものです。四国、九州、本州…ついに日本地図が完成。男の子の見上げる顔の得意げなこと!それをやさしく見つめるお母さんはとても誇らしそう!子どもたちの成長の瞬間があふれる場所、それがKUMON PARKです。
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KUMON PARKは、紀伊國屋書店ららぽーと豊洲店内にあります。約43㎡(約13坪)のスペースに、くもん出版が発行するドリル・絵本・児童書・文具・知育玩具をはじめ、アメリカで好評を得ている英語版幼児商品などが勢ぞろい。中央は、自由に「見て、ふれて、体感できる」コーナー。子ども用の机と椅子が並び、自由に玩具や教具にふれ、遊びながら学べます。
親子のかけがえのない時間の提供
KUMON PARKでよく購入されている商品は「くもんのこどもえんぴつ」「くもんのジグソーパズル」「カード」です。特徴的なのは「カード」の購入が多いということ。「カード」とは、主に表面に絵柄、裏に文字が書かれている、B6サイズのカード教具のことです。言葉の習得と同時に、文字の識別・習得へ導くオリジナル教具として好評を得ている商品です。しかし一方で、絵本や玩具と違い、「どんな風に使ったらいいかわからない」という声をいただくのも事実。
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そんな時は、常駐するスタッフ*の出番です。商品知識に加え、数多くの子どもたちを見てきた豊富な経験から、使用法、その際のアドバイスなどを丁寧に説明します。見本のカードを見せながら、「まずは子どもと対面して、表の絵を見せてあげましょう」といった具体的な使用法をお伝えすることで、お客様ご自身がお子さまと遊ぶ様子をイメージでき、安心して購入いただけるようです。「ご家庭で、お子さまと楽しく学ぶ様子を話しに来てくださると嬉しいですね。オープンからもう4回も来ていただいている親子もいます。名前も覚えましたよ」とスタッフは話します。
カードも本も玩具も置いてあるだけでは、ただの「モノ」。そこに子どもたちの大好きなお母さん、お父さんが関わることで、子どもたちはそのモノが面白くて楽しいものと感じ、本を読む楽しさ、学ぶことの喜びを知っていきます。KUMON PARKは、ただ「モノ」を売る場ではなく、その「モノ」を通して生まれる、“親子のかけがえのない時間も提供したい”と考えています。
*スタッフが常駐するのは、コアタイム(11:30~19:00)です。
スタッフが感じる「子どもたちの学びの姿から気づかされること」とは?