「視察の旅」は、①レザン市街地の散策 ②学内カフェテリアでの食事 ③授業の見学 ④寮生活の見学 ⑤現地教員との懇談 の5つのプログラムで構成されています。
レザン市街地を散策
現地に到着した日は、雲がほとんどない快晴で、気温も20度ほどと、とても穏やかな陽気でした。前日まで朝は氷点下、日中でも5度程度までしか気温が上がっていなかったとは思えないほどの暖かさです。空気はとても澄んでおり、日本に比べて湿度が低く、カラッとしていてとても過ごしやすく感じられます。また、周囲の山々の景色も素晴らしく、このような環境もKLASの魅力の一つです。
スイスには4つの公用語がありますが、レザンでは主にフランス語が使われており、ホテルの人やお店の店員さんから「ボンジュール」と挨拶もフランス語です。またレザンは1200メートルを超える標高に位置しており、アルプス山地の南斜面に建物が立ち並んでいるため、街を移動する際には上り下りが多くなります。しかし無料のシャトルバスが気軽に利用できるなど、住む人に優しい街です。
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KLAS校舎 -
レザンの入口
街を散策していると、いたるところに「sante eau potable」(フランス語で「健康の飲料水」)が設置されており、冷たい水を無料で飲むことができました。空のペットボトルに水を汲んだり、そのまま飲んだりと、利用の仕方もさまざまなようです。
校内のカフェテリアにて食事
KLASのカフェテリアでは、最初にメイン料理を選び、その後サラダバーで好きなサラダやデザートを自由に取ることができます。生徒たちは楽しそうに会話をしながら食事をしており、参加者もその輪に加わって一緒に食事をしました。
また、くもんの先生方はKLASに入学した教え子たちと久しぶりに再会し、一緒に食事を楽しみました。先生方からは、「しばらく会わない間にすごく成長していて驚いた」といった共通の感想が聞かれました。
KLASの授業や寮生活の様子を見学、現地教員との懇談
食事の後は、西塚校長よりKLASのカリキュラムや教育理念、どのような学びを大切にしているかなどの説明があり、その後、KLAS教員の案内で、授業風景や寮の様子を見学しました。見学したのは、公文式学習と美術です。
公文式学習の授業では、生徒一人ひとりが自身の学習する教材に真剣に取り組んでいました。この授業を担当するのは日本人の先生で、会話は日本語で行われています。
一方、美術の授業を担当するのはネイティブスピーカーの教員で、生徒とのやりとりは英語で行われます。生徒たちは先生に英語で質問しながら、それぞれが決めたテーマによる作品制作に集中して取り組んでいました。
(全校集会)の様子
毎週金曜日の夕方には「アッセンブリー」と呼ばれる全校集会が行われ、全校生徒がホールに集まります。この日は、ベトナム、セルビアへのボランティア・トリップに参加した生徒からの活動報告と、公文式学習で最終教材を修了した3名の生徒による発表が行われました。
いずれの生徒も内容をわかりやすくまとめ、パワーポイントや動画を用いながら英語で堂々と発表していました。また聴講している生徒たちも真剣な面持ちで耳を傾けており、ホール全体が、活気あふれる一体感に包まれていました。
参加されたくもんの先生の感想
くもんの先生たち
■田口先生
美術の授業では、生徒たち自身が楽しんで(面白がって)、個人のペースで自由に作業を進めている姿に感動しました。生徒たちはみな、芸術的な才能も兼ね備えているようです。KLASの先生方もフレンドリーで、気さくに生徒たちの質問に答えている姿が微笑ましかったです。生徒たちが能力を発揮できるのは、自由な校風のおかげなのかもしれませんね。
また全校集会では、生徒のプレゼンテーションの完成度に度肝を抜かれてしまいました。個人的な感想ですが、日本の社会人一年生よりも英語で立派に堂々と発表しているように見えてとても頼もしかったです。
プレゼンテーションの内容も、ポジティブなことばかりではなく、自分の弱みもさらけ出しながら、聴講している生徒が共感できる発表になっていて、素晴らしかったです。
レザンの街は空気も景色も綺麗で、治安もよく、想像以上に素晴らしい場所にある学校だと思いました。あと数10年若ければ私が入学したいくらいです。カフェテリアのお食事も想像以上に種類が豊富で、とても美味しくいただきました。
■木村先生
私自身が子どもの頃に通っていた公文式教室には、いつも『スイス公文学園高等部』のポスターが貼ってありました。『なぜスイスなのだろう』と、漠然とした印象をもっていた記憶がありますが、今回『視察の旅』に参加し、その印象は大きく変わりました。
レザンの街の空気感、美しい自然、そしてその環境に包まれた学校には、生徒たちがのびのびと生活し、自分らしく成長できる土壌がありました。
また、『なぜスイスなのか』『なぜレザンなのか』という理由を、頭ではなく体感として理解できたことも、大きな経験でした。時間に追われるだけではない、豊かな高校3年間を過ごせる場所として、スイス公文学園にはほかにはない魅力があると感じています。
私自身、中学3年の娘がおりますが、ぜひ一度娘にもこの場所を見せたいと思い、再訪を考えています。
百聞は一見に如かず――レザン、そしてスイス公文学園には、実際に訪れてこそわかる魅力があると感じました。
■崎久保先生
レザンは絵本に登場するような美しい街です。大自然に囲まれた素晴らしい環境の中で、生徒たちはのびのびと高校生活を過ごしていました。
カフェテリアで楽しそうに食事をしながら友達とおしゃべりをする姿がとても印象に残りました。日本では体験できない高校生活をぜひたくさんの方々に知っていただきたいと思いました。
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