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【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人
調査期間:2024年12月7日〜12月11日
子どもの家庭学習に「生成AI利用している」は18.6%
家庭学習における生成AIの利用状況を聞いたところ、「保護者自身が子どもの教育の目的で利用している」は5.6%、「小学1年生~3年生の子どもが学習の目的で利用している」が10.0%、「保護者と子どもの両方が利用している」が3.0%と、合わせて18.6%という結果となりました。
家庭学習での生成AI利用は「好ましい」という保護者が19.3%、「生成AIが子どもの可能性を広げると思う」は25.9%
家庭学習における生成AIの利用についての評価を聞いたところ、「非常に好ましい」は3.1%、「まあ好ましい」が16.2%という結果となりました。また、生成AIが子どもの可能性を広げるかについて聞いたところ、「非常にそう思う」は3.5%、「ややそう思う」が22.4%という結果となりました。これらの設問において、「どちらとも言えない」と回答した保護者が過半数となりました。
生成AI利用における保護者の懸念点のうち「子どもの学習の生成AIへの依存」との回答が53.2%
家庭学習で生成AIを利用する際の懸念点を聞いたところ、「子どもの学習が、生成AIに依存してしまう」が53.2%、「子どもへの指導が、機械的になってしまう」が50.7%、「子どもが生成AIを使って、カンニングや不正をしてしまう」が50.6%と続きます。
生成AIを利用した子どもの学習において、人間の関与が好ましいのは「学習の質問応答」や「悩みへのアドバイス」など
子どもの学習にとって適切な生成AI利用について聞いたところ、人間が関与した方がよいと思われると回答した割合が高かったのは「学習についての質問応答」が71.1%、「学習における悩みへのアドバイス」が70.5%と続きます。
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