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Vol.494 2023.10.17

療育の現場で活用される公文式

誰にでも“学ぶ喜び”“できるうれしさ”を!
学習に向かうための土台となる力を伸ばしていく

公文式は一人ひとりがもつ能力を個人別に伸ばしていく学習法です。「やればできる」という自己肯定感を育み、未知の領域にも自分から挑戦する力を培っていきます。それは、障害のある方も変わりはありません。KUMONでは、公文式教室のほか、児童発達支援施設や放課後等デイサービス、就労移行支援施設など、さまざまな施設に公文式を導入し、障害児・障害者に向けた療育の現場においても活用いただいています。導入施設で起こっていること、職員の皆さまが感じられていることについて書かれた記事をご紹介します。

目次

「ほめられる」「できた」からうまれる変化

療育の現場で活用される公文式

施設で公文式をご活用いただく中で、多くの職員の皆さまが、利用者の方々の学力面だけではなく、学習習慣、自己肯定感や自制心というような、学習に向かうための土台となる力が身についていると実感されていることがわかってきています。
2020年に公文式を導入している施設に対して実施したアンケートで、公文式学習を通して、身についていると感じられる力の中で最もポイントが高かったのは、「ほめられることを受け入れられるようになった」という回答でした。他にも「達成感や積極的な気持ちが表情に表れるようになった」「自力でできることが増えていると実感できるようになった」など、自己肯定感や自信につながる変化が見られます。また、ほめる、できたの経験を心掛けているという声が半数以上の施設からあったことから、職員の皆さまも自己肯定感を高めることに重きを置かれていると考えられます。
※アンケート結果は下記ページよりご覧ください。
障害児・障害者支援施設で感じられている公文式学習の効果とは?|KUMON now! トピックス

一人ひとりに寄り添いながら力を伸ばしていく

新井さん

社会に出たときにしっかりと自分の足で、自分の人生を歩んでいってほしい…施設職員の皆さまはそのような想いで一人ひとりの利用者と日々向き合っていらっしゃいます。社会に出ていく中で必要だと考えられている力を身につけてもらうために、一人ひとりの「今できること」「得意なこと」に注目し、認め、ほめ、励ます。その過程の中で、利用者の集中力や処理能力が高まり、「自分でできた!」という経験につながっていく。この積み重ねが「意欲的に学ぶ力」や「その日の課題を最後までやりきる姿勢」につながり、さらに「新しい課題にチャレンジする挑戦心」なども育まれていきます。公文式が活用されている現場には一人ひとりに寄り添い続ける存在がありました。
障害児・障害者支援施設から学ぶ「社会生活で必要な力をつけるためのヒント」|KUMON now! トピックス

私たちは障害の有無にかかわらず、好きなこと、得意なことを楽しみながらくり返し、少しずつステップアップをはかることで、能力を高めていくことができると考えています。一つの得意なところを伸ばしていくことで他の力も伸びていける。まずは学習に向かうための土台となる力から、そして学力へ。パートナーの皆さまと一緒に、公文式学習を通じて、誰もが自らの可能性を広げ、“学ぶ喜び” “できるうれしさ”を感じてほしいと願っています。

障害児・障害者支援施設での公文式学習についてのお問い合わせ、学習の考え方はこちらをご参照ください。
KUMONオフィシャルサイト「障害児・障害者への公文式」
施設・学校向け公文式導入事業

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