フランス語
昨年9月にフランス語最終教材を修了された苅谷(かりや)さん。同居されているお孫さんと一緒に、楽しみながら公文式学習に取り組む様子を伺いました。
孫と一緒に公文式学習をする喜び
フランス語は学生時代や夫の赴任先で海外生活をしていた時に学びました。フランス語の勉強をまた始めたいと思ったのは、同居している孫が公文式学習をしていたので、私も公文式に興味をもったのがきっかけです。担当の先生が励ましてくださったおかげで、最終教材修了まで頑張り続けることができました。
教材では様々なジャンルの作品を読むことができ、とても面白かったです。場面に応じた適切な単語の使い方がわかり、作品を楽しみながら単語を覚えられるので語彙力がつきました。
また、教材では日本語訳が文章のすぐ下に書いてあるのも良いところだと思います。読み流してしまいそうな細かな描写の部分も、日本語訳を参考に物語を深く味わいながら学習することができました。
次にフランスを旅行するときには、公文式で学んだことをいかして、今までとは違った角度から物事や人・街を楽しむことができると思います。
昨年、当時小学2年生だった孫の学校がオンライン授業になった時に、私は孫の自宅学習を見守りながら横で公文のフランス語を学習しました。孫はおばあちゃんと一緒に学習することが嬉しかったようです。我が家では、孫たちが公文式高進度学習者表彰でいただいた記念品オブジェと、私がフランス語最終教材修了記念でいただいた盾を、家族がよく目にする場所に並べて飾っており、学習を頑張って表彰されたことが家族皆の励みになっています。
私は70歳近くなってから公文式学習を始めましたが、学ぶことは何歳になっても楽しく、ストレス解消や脳のトレーニングのためにとても良いと感じました。年齢を重ねても楽しく学び続ける姿を若い人たちに見てもらって、希望をあたえることができれば嬉しいです。
公文式 フランス語・ドイツ語
https://www.kumon.ne.jp/fr_ger/
公文書写
とても活発で、何事にも積極的な今井さん(79歳)。多忙な生活であっても、書写を続ける前向きなお気持ちを伺いました。
介護の隙間時間を生かして書写を楽しむ
文字を通じて、友人・知人・地域の方との「つながり」を感じる
もともと趣味が多く、ちぎり絵・盆栽・大正琴・地域の老人大学など、いろいろなことに参加してきました。年齢を重ね、だんだん身体の自由もきかなくなってきたので、じっくり落ち着いて取り組めることを始めたいと思ったのです。
今では友人に直接会う機会は減りましたが、「手紙を書けば気持ちは通じるだろう」と思い、公文書写を選び10年になります。
今井さんが書いた年賀状 |
私の母は今年亡くなりましたが、それまでは自宅で両親の介護をしながら、週に1回教室に通うことが何より楽しみでした。たとえ30分でも家のことを忘れて集中するのが、気分転換につながっています。
以前の趣味の世界での縁で、年賀状を手書きで50枚ほど出しています。皆から「文字がきれいになったね」「面白いハガキをくれてありがとう」と言われます。ちぎり絵を貼ったり、文字を工夫してみたり、毎年どのようにしようかと考えるのも楽しいです。かつての仲間、近所の方と、文字を通じてつながりを感じています。
これからの目標は2つあります。まず、公文書写の認定でペン習字・筆ペンともに十段まで合格することです。現在は、ペン習字六段、筆ペン七段です。それと、教室にずっと通い続けることです。座って書いていると、心が落ち着きますし、教室が大好きです。手が動く限りはずっと続けます。今は車を使っていますが、免許証を返納したら自転車で通いたいと思っています。
脳の健康教室
市報を見て脳の健康教室に参加
脳の活性化とともに素敵な友人にも出会えた
唯一無二の親友となった 星さん(左)と佐藤さん(右) |
東京都清瀬市の脳の健康教室「脳力アップ塾」に第1期から通い、出会ってから9年目となる、仲良しの星さん(85歳)と佐藤さん(79歳)です。
「昔、公文式教室に子どもたちを通わせていたので、市報で公文とありアッと思った。説明に簡単な読み書き・計算が脳にいいとあったので、自分でもできそうだと申し込んだ」という星さんと「引っ越してきて友達が欲しいと思い、他の地域の活動に参加するなかで見つけた」という佐藤さん。
教室サポーターとのコミュニケーションも 楽しみの一つ |
「脳力アップ塾」は1期が6カ月。楽習(がくしゅう)*と体操の組み合わせで週1回90分のプログラムです。
最初は特に意識していなかったお二人でしたが、ある日帰りが一緒になると、ご自宅はなんと向かいの棟。それからは毎回一緒に通うようになり、急激に親しくなっていきました。教室に参加しなければ知り合うこともなかったし、知り合いと一緒に参加していたらこんなに親しくならなかったかもしれません。「この歳でこんな素敵な友人に出会えたのはくもんのおかげ。一生ものです」と言います。
週1回の教室では、読み書き・計算、磁石すうじ盤100とコミュニケーションを行い、それ以外の日は宿題をします。お二人にとって毎日の楽習は、日々の生活にリズムを作り、張りをもたらすものになっているそうです。「日常生活でも漢字をきちんと書くようになり、気づきが増えた」「家計簿をつけたり、辞書を引いたりすることが楽しめるようになった」「舞台で歌うことも再開したい!」など、お二人は共通の趣味も増え、教室以外でも共に刺激しあいながら、いきいきと暮らしています。
*楽習(がくしゅう):脳の健康教室では「楽しく学ぶ」という意味から「楽習」という字を用いています。
学習療法センター
https://www.kumon-lt.co.jp/
KUMONは子どもも大人も、自ら学び成長し続ける、すべての人を応援していきます。
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