公文 公の言葉から学ぶ~「学習」は子どもが意欲的に、無理なく継続できるように~
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現在、初めてKUMON教室にお通いになられるお子さん・保護者の皆様には、「学習時間の目安は1教科30分」とご案内しています。公文 公は、子どもに大きな負担をかけず、継続して学習できるよう1つの前提として、彼の息子 毅(たけし)の学習方針でも「毎日半時間の勉強時間」を掲げました。
小学生の毅が途中で挫折することなく、意欲的に自習が続けられるよう、手作りの教材は1日30分程度で学習が終了するように作られていました。その結果、毅は1年で方程式まで進むことができたのです。公文 公には、1日30分の学習でも高校数学を目指すことができるという、「最小時間で最大効果」の発想もあったのでしょう。 もちろん、1日30分というのは目安なので、子どもによって、例えば最初は5分からでもかまいません。学習できるところから始めて、徐々に30分を目安に学習できる時間を伸ばしていけばよいのです。
また、公文 公は指導者から色紙に「継続は力なり」と書いてほしいと頼まれることがよくありました。そのときの彼の言葉は「『継続は力なり』と書くことで生徒が(学習を)やめないのであればいくらでも書きますが…それよりも(学習を)継続させる指導技術を高めることが大事ではないでしょうか」というものでした。
___「子どもが集中して意欲的に学習できるように」
___「無理なく継続学習できるように」
「学習時間」についての公文 公の思いを今一度、考える必要がありそうです。
こうしたエピソードもあり、私たちKUMONの社員は、子どもたちが自分で考えながら「家庭学習」を行えるようになるにはどうしたらよいか、考え続けています。その中で、多くの子どもたちの「家庭学習」を応援したいという想いを込めて生まれたものが「くもん さっぷりん」です。
「家庭学習」を応援したい、という想いを引き継いで~「くもん さっぷりん」とは~
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「くもん さっぷりん」は、KUMONで学習するお子さまとママ・パパを応援するウェブサイト「iKUMONサイト」でご利用いただける、学習応援機能です。「iKUMONサイト」は、学習に関する豆知識や先輩保護者の体験談など、ご家庭の「どうしたらいいの?」にお答えするお役立ち情報が満載のサイトになっています。
「くもん さっぷりん」は、「自分から宿題をやってほしい」、「楽しく宿題に取り組んでほしい」といった、保護者の皆さまの想い・ご意見から生まれました。現在、多くの方にご利用いただいております。
ここで、「iKUMONサイト」の「i」に込められている3つの想いをご紹介しましょう。
1.自ら学ぶ姿勢、習慣をサポートし、自立「I」を促す
2.KUMONを通じて成長してほしいと願う「愛」
3.子どもをよく観る、見守り続ける「Eye」
「くもん さっぷりん」は、上記3つの想いを具現化した機能と言えそうです。