第1回:子どもの家庭での過ごし方と子どもについて気にかかっていること
第2回:新学習指導要領の認知と評価(今回)
第3回:保護者の子どもへの関わり方
4割以上の保護者が学習指導要領の改訂を認知していない
【調査概要】
調査方法:インターネット調査 調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人 調査期間:2020年2月28日~3月3日 |
今回の調査で、「改訂されることを知っており、改訂の内容も把握している」と回答したのは14%、改訂されることも改訂の内容も把握していない」と回答したのは、42.6%でした。4月からの新学習要領の全面実施直前でも、改訂の内容を把握していない保護者が大半という結果でした。
新学習指導要領の内容の評価を聞くと、「どちらとも言えない」の回答が最も多く(45.8%)、「全体として非常に好ましい/まあ好ましい」と回答したのが、45.3%となりました。
新学習指導要領で認知度が高いのは、「プログラミング」と「外国語教育の教科化」
今回の調査で、「プログラミング的思考の育成(48.7%)」と「小学校の外国語教育の教科化(40.3%)」の認知が昨年の30%台から40%以上に上がりました。
新学習指導要領の内容で評価されたトップ3は、「答えが一つではない課題に、子どもたちが向き合い、考え、議論する機会を設ける(35.2%)」や「学びを人生や社会に生かす『生きる力』の習得(29.3%)」「学びの方法として、自主的・協働的な学習を奨励する『アクティブラーニング』(27.8%)」でした。
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