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Vol.351 2020.04.21

家庭学習調査2019(2)
新学習指導要領の実施に向けて

プログラミング外国語教育
新学習指導要領の認知評価は?

KUMONでは、2020年2月28日から3月3日、小1~小3の子がいる世帯の母親と父親を対象に「家庭学習についての調査」を実施しました。今回は、新型コロナウイルス感染予防のために一斉休校が始まるというタイミングの実施となりました。また、4月からの新学習指導要領の実施直前に、その内容の認知と評価を聞きました。この調査結果を全3回にわたってお伝えします。第2回目の今回は、新学習指導要領の認知と評価についての結果です。

目次

    「家庭学習調査2019」結果
    第1回:子どもの家庭での過ごし方と子どもについて気にかかっていること
    第2回:新学習指導要領の認知と評価(今回)
    第3回:保護者の子どもへの関わり方

    4割以上の保護者が学習指導要領の改訂を認知していない

    【調査概要】
    調査方法:インターネット調査
    調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人
    調査期間:2020年2月28日~3月3日

    今回の調査で、「改訂されることを知っており、改訂の内容も把握している」と回答したのは14%、改訂されることも改訂の内容も把握していない」と回答したのは、42.6%でした。4月からの新学習要領の全面実施直前でも、改訂の内容を把握していない保護者が大半という結果でした。
    新学習指導要領の内容の評価を聞くと、「どちらとも言えない」の回答が最も多く(45.8%)、「全体として非常に好ましい/まあ好ましい」と回答したのが、45.3%となりました。

    学習指導要領改訂の認知

    学習指導要領改訂内容の全体的な評価

    新学習指導要領で認知度が高いのは、「プログラミング」と「外国語教育の教科化」

    今回の調査で、「プログラミング的思考の育成(48.7%)」と「小学校の外国語教育の教科化(40.3%)」の認知が昨年の30%台から40%以上に上がりました。
    新学習指導要領の内容で評価されたトップ3は、「答えが一つではない課題に、子どもたちが向き合い、考え、議論する機会を設ける(35.2%)」や「学びを人生や社会に生かす『生きる力』の習得(29.3%)」「学びの方法として、自主的・協働的な学習を奨励する『アクティブラーニング』(27.8%)」でした。

    学習指導要領改訂の認知の変化

    学習指導要領評価の認知

    関連リンク 家庭学習調査2018 | プレスリリース「母親と父親「子どもの生活や学習への関わり方」の違いとは?」|プレスリリース 家庭学習調査2017 | プレスリリース「母親と父親「子どもの生活や学習への関わり方」の違いとは?」|プレスリリース 家庭学習調査2016「共働き世帯の母親が特に心がけている子どもとのかかわり方とは?」|プレスリリース 家庭学習調査2015「共働き世帯「家庭学習」に関する調査~家庭学習がうまくいくコツは?」|プレスリリース

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