「夢」「学び」を支えるKUMONの「いま」を伝えます

記事検索
Vol.245 2018.02.13

家庭学習調査2017(2)
学習指導要領の改訂、ご存じですか?

小1~小3の子がいる父親と母親に聞く!
学習指導要領改訂の認知と評価

KUMONでは、2017年11月、小1~小3の子がいる世帯の母親と父親を対象に「家庭学習についての調査」を実施しました。KUMON now!では、この調査結果を全3回にわたってお伝えします。第2回目の今回は、「学習指導要領の改訂の認知と評価について」の結果をお伝えします。

目次

【「家庭学習調査2017」結果】
第1回:「子どもの家庭学習の現状」と「子どもの家での過ごし方」
第2回:学習指導要領の改訂の認知と評価について(今回)
第3回:保護者の将来の見通しとわが子への期待について

学習指導要領の改訂を知らない保護者は44.9%

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親200人
調査期間:2017年11月24日~11月28日

2018年から一部の小学校で先行実施、2020年からは全面実施される新しい「学習指導要領」。2017年に内容が告示されましたが、その改訂についてどれくらい知っているのか、小1~小3の子がいる保護者に聞きました。

その結果、44.9%の保護者が「改訂されたことも改訂された内容も把握していない」という結果となりました。

学習指導要領の改訂の認知度 グラフ

「英語の教科化」「プログラミング的思考の育成」「学ぶ方法としてのアクティブラーニング」は認知が高め

改訂の内容についてどれくらい知っているかを聞いたところ、「小学校の外国語教育の教科化」は31.9%、「プログラミング的思考の育成」は30.8%、「学ぶ方法としてのアクティブラーニング」は30.0%の保護者が「知っている」と回答。また、改訂の内容を聞いて、それを「評価する」と答えた保護者の割合が高かったのは、「学ぶ方法としてのアクティブラーニング」(32.6%)、「答えが一つではない課題に子どもたちが向き合い、考え、議論をする」(31.5%)など、学び方についての改訂についての評価が高いという結果でした。

学習指導要領の改訂の認知度 グラフ

学習指導要領の改訂の認知度 グラフ

最後に、今回の改訂について「全体として好ましい」と回答した保護者は、46.4%でした。

学習指導要領の改訂の認知度 グラフ

子育て中の方々にはぜひ、お子さまが学校で学ぶ内容や方法がどのように変わるのか、知っていただきたいと思います。年度替わりの学校の説明会や懇談会等で、学習指導要領の改訂についての説明があったら、ぜひ耳を傾けてみてください。

関連リンク 家庭学習調査2017 | プレスリリース 家庭学習調査2016「共働き世帯の母親が特に心がけている子どもとのかかわり方とは?」|プレスリリース 家庭学習調査2015「共働き世帯「家庭学習」に関する調査~家庭学習がうまくいくコツは?」|プレスリリース

    この記事を知人に薦める可能性は、
    どれくらいありますか?

    12345678910

    点数

    【任意】

    その点数の理由を教えていただけませんか?


    このアンケートは匿名で行われます。このアンケートにより個人情報を取得することはありません。

    関連記事

    バックナンバー

    © 2001 Kumon Institute of Education Co., Ltd. All Rights Reserved.