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OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2021/03/12更新

Vol.075

株式会社ニューズピックス代表取締役社長CEO
坂本大典さん  前編

ゴールを設定して他人と比較せず
自分のペースを自分でつくっていこう

坂本 大典 (さかもと だいすけ)

愛媛県生まれ。同志社大学商学部在学中に、インターンとしてNewsPicksの親会社である株式会社ユーザベースに参画。大学卒業後、外資系コンサルティング会社を経て、再び同社に入社。ビジネス情報収集・分析のための経済情報プラットフォーム「SPEEDA」の商品企画、顧客対応、営業など幅広い業務を経験した後、2013年よりNewsPicks事業の立ち上げに従事。NewsPicksにおいて事業開発全体を統括し、2017年4月に取締役に就任。2021年1月より現職。

安定した職業に就いてほしい――不安定な時代には、子にそう願う保護者は少なくないかもしれません。ソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供する株式会社ニューズピックスの代表取締役社長 CEOの坂本大典さんは、大学卒業後、超優良企業として知られる外資系コンサルティング会社に入社しましたが、3ヵ月後には当時創業間もない情報系のベンチャー企業へ転職。NewsPicks事業の立ち上げを担当し、今では560万人ものユーザーに利用されるメディアになりました。子ども時代に「自分のペースを自分でつくる」ことを公文式教室で経験できたことが、社会に出たいまも役立っているという坂本さん。どのように進路を決めてきたのか、生い立ちや転機となったできごと、また情報を扱うコツなどについてもうかがいました。

単に情報を吸収するだけではなく
“人生が変わる”メディアでありたい

ニューズピックスは、私が社長を務める会社名であり、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」の名前でもあります。ソーシャルメディアというのは、インターネット上で誰もが双方向に発信・共有できるメディアのことで、私たちは「経済を、もっとおもしろく」をキャッチフレーズに、経済という切り口で運営しています。特徴は、国内外の経済ニュースを厳選していること、編集部でも独自に記事を作成していること、そしてそれらに専門家のコメントがつくということです。

メイン読者は20~30代のスマホ世代のビジネスパーソンや学生で、現在は首都圏はじめ大都市圏の若者が中心ですが、今後、私の出身地である愛媛の高校生が見て「経済っておもしろいな」と考えが変わるきっかけになるくらい、各地に広めていきたいと思っています。

坂本大典さん

NewsPicksは、もともとはユーザベースという情報を扱うベンチャー企業のなかの一事業でした。私は立ち上げから関わり、いまは社長として、採用を含め事業全体を統括しています。追ってお話ししますが、私はそもそもベンチャー企業で働きたいと思っていたわけではありません。

ただ、大学時代に暮らしていた京都からインターンのために東京に出てきたとき、ある違和感を覚えました。京都では、学生が多いこともあり、電車の中で笑いながら話している人がけっこういたのですが、東京に出てきた瞬間、満員電車で疲れた表情をした人が多いと感じたのです。仕事を楽しそうにしていない。日本の未来を担うはずの若者も希望を持っていないように見えました。それを変えたい。そんな思いがいまの仕事の原動力となっています。

私たちユーザベースグループは「経済情報で、世界を変える」をミッションにしています。NewsPicks利用者に話を聞くと、「NewsPicksを読んで転職しました」「こういう生き方があるのだと刺激を受けて起業しました」という声が結構あるのです。ただ単に情報を吸収するだけではなく、情報で人生が変わっていく人が多い。そうしたことを知るたびに、やりがいも大きくなります。

じつは、私も情報によって将来への考えが変わった一人です。それについても後半でお伝えしますが、ちょっとしたきっかけで人は変わっていきます。そのきっかけにNewsPicksがなれたらいいなと思っています。

「自分のペースを自分でつくる」ことを学んだ公文式学習

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