OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2018/07/13更新

Vol.056

朝日新聞社
編集記者 逸見那由子さん  前編

人生成功失敗もない
周囲と競わず
自分のペースで進んでいこう

逸見 那由子 (へんみ なゆこ)

1985年神奈川県生まれ。地元の中学を卒業後、スイス公文学園高等部へ進む。在校中は、短期フランス留学や、ボスニア・ヘルツェゴビナへのボランティアツアーなどを経験。卒業後はフェリス女学院大学へ進学。大学3年時に交換留学生として北京の清華大学へ留学。2009年に朝日新聞社に入社。岐阜と岡山で取材記者を務め、本社に異動、編集記者に。

朝日新聞社に記者として入社し、地方総局での取材記者を経て、現在、本社で編集記者として活躍されている逸見那由子さん。逸見さんが新聞記者になったのには、どんなきっかけがあったのでしょうか。高校時代を過ごしたスイスでの生活やそこで得た学びなどについてもうかがいました。

家では平和教育や人権などの社会問題が話題に

逸見那由子さん

実家は浄土真宗のお寺です。住職である父は、以前はテレビ局勤務で、母は結婚するまで中学の英語教師でした。お寺は地域の拠点でもあり、カナダ人の若いカップルやアメリカ人の女の子のホームステイを受け入れていました。実家のある横須賀は、外国人は珍しくない土地柄ですが、私は特段外国へ憧れたり、英語が大好きだったりしたわけではありません。

母によると、私は人と違った発想や行動をする変わった子だったようです。自分では覚えていませんが、急に思いついて新聞紙で洋服をつくってみたりしたとか。中学ではテニス部のほか生徒会活動もしていました。でもどちらかというと、表舞台に立つよりスポットライトを浴びる人を支えたいタイプ。これはいまの仕事にも通じていますね。

子どものころに抱いていた将来の夢は、最初は学校の先生。次はナイチンゲールの伝記を読んで、看護師に憧れました。その後、テレビで「国境なき医師団」の活動を知り、世界を駆け巡る医者になりたいと思うようになりました。そんな私に、母は「だったら海外に行ってみたら」と、勧めてくれたのがスイス公文学園でした。

父と母は、私が中学1年のときにスイス公文学園を現地まで見学に行きました。そして「ぜひこのすばらしい学校に通わせたい」と思ったそうです。スイス公文学園の教育に賛同した両親は、私に続き弟も入学させたほどでした。

父は「自立した人間」になることを望み、母は「勉強ができる子に」というより、「生きる力のある子に育てたい」と思っていたようです。「こうでなくては」と決めつけるのではなく、子どもたちが意見を言うと「こんな見方もあるよ」と教えてくれる両親でした。

母は広島出身だったこともあり、両親は私たちきょうだいが小さいころから、毎年原爆ドームへ連れて行ってくれて、日ごろから平和教育や人権などについて話題にしていましたね。そうした家庭環境が、社会的な問題に目が向く素地をつくってくれたのかもしれません。

スイス公文学園での生活とは?

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