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Vol.440 2022.03.22

家庭学習調査2021(2)
オンライン学習の実態

家庭学習調査から見える
子どもの生活や学習、
保護者の子どもへの関わり方の変化は?

KUMONでは、2021年11月26日〜11月30日、小1~小3の子がいる世帯の母親と父親を対象に「家庭学習についての調査」を実施しました。一昨年からの新型コロナウイルス感染予防対策が行われる中で、新しい生活様式がスタートしています。今回の調査でも、家庭学習の環境変化の現状と評価、ニーズや期待について聞きました。第2回目の今回は「オンライン学習の実態」についての結果をお伝えします。

目次

    「家庭学習調査2021」結果
    第1回: 子どもの家庭で過ごす時間の変化
    第2回: オンライン学習の実態(今回)
    第3回: 家庭内学習の評価と状況

    学校主導、自主実施の両方でオンライン学習をしている子どもが増加

    【調査概要】
    調査方法:インターネット調査
    調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人
    調査期間:2021年11月26日〜11月30日

    オンライン学習実施の状況を聞いたところ、「学校主導も自主実施も行われている」が25.6%となり、昨年度の調査結果(8.4%)から増加しています。「いずれも現在は実施していない」は42.5%となり、昨年度の調査結果(45.1%)から微減ながらも、ほとんど変化はみられませんでした。

    オンライン学習実施

    教育におけるICT拡大を評価

    教育におけるICT拡大の評価を聞いたところ、「非常に好ましい傾向である」と「まあ好ましい傾向である」の回答が43.8%、「あまり好ましい傾向ではない」と「まったく好ましくない傾向である」の回答が12.6%でした。

    教育におけるICT拡大の評価

    子どもが利用しているのはゲーム機とタブレット

    家庭におけるスマート端末の所有と子どもが普段利用している端末を聞きました。子どもが利用している端末としては、ゲーム機(48%)が最も多く、タブレット(44.2%)が続きました。家庭におけるスマート端末の利用実態では、家にある端末では、「ゲーム」(56.9%)と「動画サイトの視聴」(39.7%)の回答が多く、学校配布の端末では、「学校や塾の宿題・課題」(51.2%)と「学習アプリや学習サイトの視聴」(40.9%)の回答が多いという結果でした。

    家庭におけるスマート端末の所有と子供の利用端末

    家庭におけるスマート端末の利用実体

    関連リンク 家庭学習調査2020 | プレスリリース「家庭学習調査から見える「新学習指導要領実施」の認知と評価、そしてオンライン学習効果の実態は?」|プレスリリース 家庭学習調査2019|プレスリリース 家庭学習調査2018|プレスリリース 家庭学習調査2017|プレスリリース 家庭学習調査2016|プレスリリース 家庭学習調査2015|プレスリリース

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