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Vol.400 2021.04.20

知らないこと、不思議なことを考えてみよう

さあ、どんな本を読もう?
くもん出版この春オススメの3冊

2021年度の新学期が始まりました。新型ウイルス感染拡大の影響が続く中、新しい生活をスタートさせるご家族も多いことでしょう。そんな春にオススメの3冊をご紹介します。小学校低学年向け、中学年向け、高学年向けに1冊ずつピックアップしています。

目次

    『すきなこと にがてなこと』
    だれにでもある「すき」「にがて」をとおして、多様性を考える絵本

    『すきなこと にがてなこと』『すきなこと にがてなこと』
    新井洋行・作  嶽まいこ・絵
    (読者対象:小学校低学年から 定価:1,540円)

    ぼくはスポーツがだいすきだけど、みんなの前で発表するのはにがて。そんなときはりんちゃんがいっしょに発表してくれる。でも、りんちゃんは動物がにがて。そんなときはけんちゃんがてつだってくれる…そんな風にしてクラスの友だち、家族、町の人や、世界じゅうの人とも、「ぼく」がつながっていきます。

    『すきなこと にがてなこと』

    だれにでも好きなこともあれば、苦手なこともある。それぞれに違っているからこそ、人々がつながりあうことができます。多様な人々が共生するこれからの社会を生きる子どもたちに、自分を認め、他者と支えあうことの素敵さを伝える絵本です。
    『すきなこと にがてなこと』の詳細はこちら
    https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=29533

    『小さな小さなウイルスの大きなはなし』
    ウイルスの見かたがきっと変わる! 見えない世界を科学する絵本

    『小さな小さなウイルスの大きなはなし』『小さな小さなウイルスの大きなはなし』
    伊沢尚子・文  坂井治・絵  中屋敷均・監修
    (読者対象:小学校中学年から 定価:1,540円)

    いま、世界中を脅かす「ウイルス」という存在。しかし、ウイルスは実はとても身近でありふれていて、生命や地球環境とも深い関係にあるものです。ウイルスは目に見えず、「そもそも何?」「どのくらい小さい?」「どこにいるの?」「どうやってふえるの?」といった疑問にこたえることは簡単ではありません。

    『小さな小さなウイルスの大きなはなし』

    主人公の姉弟と対話しながら、すこしずつウイルスたちの見えない世界に分け入り、ヒトとウイルス、ウイルスと生命の関係にもせまっていきます。新型コロナを少し離れ、「大きな」目線でとらえれば、ウイルスの見かたがきっと変わるはずです。
    『小さな小さなウイルスの大きなはなし』の詳細はこちら
    https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=29556

    『池の水なぜぬくの?』
    外来種を探すだけではない“ほんとうの理由”

    『池の水なぜぬくの?』『池の水なぜぬくの?』
    安斉俊・作 絵  勝呂尚之・監修
    (読者対象:小学校高学年から 定価:1,540円)

    池の水をぬいて、外来生物を探すテレビ番組が人気です。在来生物と外来生物のことを考えるよいきっかけになる番組ですが、池の水をぬくほんとうの理由は、じつは別のところにあります。
    池の水ぬきは、池に“洪水が起きたあとの状態”をつくり、生きものを守るための科学的な取り組みです。かつて研究施設に勤務し、池の水ぬきにもたずさわった著者が、本業のイラストを駆使してわかりやすく紹介します。

    『池の水なぜぬくの?』

    『池の水なぜぬくの?』の詳細はこちら
    https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34598

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