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Vol.382 2020.12.08

本のなかで、自由な心で過ごしてみよう

さあ、どんな本を読もう?
くもん出版オススメ
冬休みに読んでみたい

2020年も残すところ1か月を切りました。この一年、新型ウイルス感染拡大により、わたしたちの日常は大きく変わりました。これから、クリスマス、お正月…と子どもたちにとっては楽しいイベントが続く時期ですが、静かにご自宅で過ごされるご家族も多いことでしょう。少しきゅうくつな思いをしている子どもたちが、本のなかでは楽しく自由な時間を過ごしてくれることを願って、冬休みにおすすめの3冊をご紹介します。

目次

『くまのこるうくんとおばけのこ』

くまのこるうくんとおばけのこ
『くまのこるうくんとおばけのこ』
東直子・作 吉田尚令・絵
(読者対象:小学低学年から
定価:本体1,200円+税)

はじめてのひとり読みにぴったり! やさしく切ない友情物語
天気のよいある日、さんぽに出かけたるうくんは、ぽんぽん山へ向かう途中、おばけのこに出会います。仲良くなったふたりはお互いをはげましながら、一緒に山をのぼります。途中の分かれ道でふたりは別々の道を進んで、頂上で会おうと約束しました。さあ、ふたりは無事に頂上で出会えるのでしょうか。
人気歌人・東直子さんがやわらかい言葉で紡ぐ、やさしく、どこか切ないお話。すべてのページに、人気絵本画家・吉田尚令さんの挿絵が入りますので、親子で読むのにも、はじめてのひとり読みにも、ぴったりです。

くまのこるうくんとおばけのこ
イラストいっぱい。
絵本から読み物の移行期にぴったり!

『くまのこるうくんとおばけのこ』の詳細はこちら
https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34606

『せきれい丸』

せきれい丸
『せきれい丸』
田島征彦 木戸内福美・作
(読者対象:小学中学年から 定価:本体1,600円+税)

淡路島を舞台に描きつづける絵本作家による、命の重みを伝える絵本!
戦争で父を失ったひろしは、戦争が終わった年の冬、親せきに食べ物を運ぶため、淡路島と明石をつなぐせきれい丸に乗りました。しかし船はあっけなく沈没してしまいます。同じ船に乗っていた親友りゅうたの父親に助けられたものの、りゅうたは助かりませんでした。親友の代わりに助かってしまった自分…ひろしは、漁師であるりゅうたの家族を手伝うなかで、淡路島の海と向き合い、生きることへの力強い思いをとりもどしていきます。
淡路島を舞台に命を描き続ける絵本作家、田島征彦さんの最新絵本です。

せきれい丸
型染の技法で染め上げられた絵が、戦争の悲しみと淡路島の海の美しさを対比させ大胆に描き出します

『せきれい丸』の詳細はこちら
https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=29552

『with you』

with you
『with you』
濱野京子・著 中田いくみ・画
(読者対象:小学高学年から 
定価:本体1,300円+税)

誰かを大切に思うって、どういうことなんだろう?
高校受験を控えた、中学3年生の悠人(ゆうと)。優秀な兄や、家族を置いて家を出ていった父親、兄だけに大きな期待をかける母親、といった家族のなかで、自分の存在意義を見出せない悠人は、ある夜、公園のブランコに座る少女・朱音(あかね)と出会います。朱音が、病気の母親の介護や幼い妹の世話、家事をひとりで背負う“ヤングケアラー” であることを知った悠人は、彼女の力になりたいと考えるようになりますが…。ふたりの物語を通じて、「誰かを大切に思うこと、社会に目を向ける機会を」を提供する、児童文学です。

with you
母親の介護に携わる“ヤングケアラー”の少女に恋した中学生・悠人の物語

『with you』の詳細はこちら
https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34610

関連リンク くもん出版 絵本『せきれい丸』刊行(プレスリリース)

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