果てしなき宇宙を探検するような
好奇心をかき立ててくれた公文式
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姉と兄に続き、私も幼稚園くらいから公文式教室へ通うようになりました。友人のお母さんが教室をしていたので、友だちの家に遊びに行くような感じで楽しかったです。「早くやれば早く終わる」のも、ゲーム感覚で性に合っていました。たくさんのプリントを前にして、「よし、これをやるぞ」と集中力がつきましたね。サッとやってサッと帰るという意味では瞬発力も鍛えられたと思います。
好奇心もかき立てられました。ふつうは「ここまで」と終わりがあるのに、公文式のプリントは、やってもやっても次がある。果てしなき宇宙を探検するようで魅力的でした。上のほうにいくと、大学で学ぶような難問もありますよね。理解はできませんでしたが、そうした問題を見るのが好きで、「こんな問題があるんだ」とわくわくしました。そんな思い出もあり、海外で「KUMON」の看板を見かけると、「ここにもある!」とうれしくなります。
教育というのは今や世代を超えて必要とされています。学ぶニーズに加え「学びを楽しくする」ニーズがある点で、公文式のポテンシャルは相当高いと思います。また、欧米式の学びは、ディスカッションベースが主流ですが、公文式学習は一人で黙々と行う集中スタイルです。それが世界に浸透しつつあるというのは、集中力を養うスタイルとして受け入れられているからでしょう。
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