『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』刊行
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2005年、アメリカ・オハイオ州生まれの15歳。「水道水から鉛を検出する装置」「鎮痛薬依存症の早期診断装置」「いじめ防止アプリ」など、10代の若さで次つぎと画期的な発明を生む科学者です。
2019年に「Forbes誌が選ぶ30歳未満30人」に選ばれたほか、2020年には、過去90年以上「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」を選出してきたタイム誌が初の試みとして設けた「キッド・オブ・ザ・イヤー(今年の子ども)」で、約5000人のすごい子どもたちの中から栄えある第一号に輝きました。今、アメリカの各方面から注目され、高い評価を得ています。
STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4つの学問領域の頭文字をとった言葉。アメリカのオバマ政権においてSTEM教育が国家主導で推進され、広く知られるようになりました。急速に情報化が進む社会を背景に、近い将来すべての人がSTEM分野の知識を基礎教養として備える必要があるといわれています。
日本でも近年注目度が高まっていますが、実際の取り組みは始まったばかり。今はまだ、アメリカと日本のSTEM分野に関する教育環境には大きく差があります。しかし、アメリカのように教育にSTEMの観点を取り入れ、実践していくことで、日本からもギタンジャリさんのようなすごい子どもたちが育っていくかもしれません。そう考えると、日本のこれからのSTEM分野の可能性、子どもたちの可能性に、期待がふくらみます。
ギタンジャリさん初の本格的な著書である本書は、自身の経験をふまえ、「STEMを活用したイノベーションの起こしかた」を分かりやすく伝える入門書です。必要なプロセスを5つに分解し、具体的なヒントや豊富な情報も盛り込んであります。
同時に、本書はギタンジャリさんが自分と同じ10代の若者に向けて「強い意志をもって根気強く取り組めば、だれもがイノベーションを起こせる」ことを伝える応援メッセージでもあります。
主な内容
【発見】 【解決】 【実践】 |
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日本の子どもたちがSociety5.0の形成者としてしなやかに生きるための、最良の啓発書・実用書であり哲学書。
―――松田 孝氏(東京都小金井市立前原小学校前校長/MAZDA Incredible Lab CEO)
これぞSTEM/STEAMの魂! だれもが持つ創造の可能性と喜びに思わず夢中になり、自分にもできるかも! と思える激励のワクワク本!
―――中島さち子氏(ジャズピアニスト・数学研究者・STEAM教育家/steAm, Inc. CEO)
ギタンジャリさんの国内初の特別講演会が開催されます。
・日時:2021(令和3)年9月26日(日) 10:00~12:00 |
参加申し込みは以下のURLから |
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【著者情報】
ギタンジャリ・ラオ
2005年米国オハイオ州生まれ。早期鉛検出装置「テティス」の発明で「アメリカで最も優れた若き科学者」に選出され、EPA(米国環境保護庁)の大統領賞を受賞。遺伝子工学を利用した鎮痛薬オピオイド依存症の早期診断装置「エピオーネ」や、AIと自然言語処理を利用したいじめ防止サービス「カインドリー」の発明者でもある。2019年に「Forbes誌が選ぶ30歳未満30人」、タイム誌の「最も優れた若きイノベーター」に選出。イノベーション、および世界中で実施するSTEMワークショップが過去2年間で4大陸の3万5千人の学生にインスピレーションを与えたとして、2020年にはタイム誌初の「キッド・オブ・ザ・イヤー(今年の子ども)」に選ばれた。ワークショップでは、自身のイノベーションのプロセスを、世界中の学生たちが使えるように伝えている。TEDスピーカーとしての経験も豊富で、グローバルなフォーラムや企業のフォーラムで、イノベーションとSTEMの重要性について発表している。
Vol.328「Forbes誌が選ぶ30歳未満30人 – 2019/科学」に選出
https://www.kumon.ne.jp/kumonnow/topics/vol328/
Vol.390 タイム誌による初めての「Kid of the Year(キッド・オブ・ザ・イヤー)」に選出
https://www.kumon.ne.jp/kumonnow/topics/vol390/
Vol.080 ライター/翻訳者 堀越英美さん
https://www.kumon.ne.jp/kumonnow/obog/080_1/
リリースPDF「0913_『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』刊行」
公文教育研究会 TEL 03-6836-0030