公文式ドイツ語は1986年3月にスタートし、まもなく40周年を迎えます。通室(教室学習)と通信コースを選ぶことができ、一人ひとりの「ちょうど」に合わせる個人別の公文式だからこそ、年齢に関係なくどなたでも学ぶことができます。
救護施設で働きながら行政書士の勉強や小説・エッセイの執筆活動もされている佐藤くじらさん(ペンネーム・70歳)。自分のペースで学べる公文式ドイツ語学習の魅力を聞きました。
「好きな作品をドイツ語原書で読みたい」
人生100年時代の学びの姿勢

読書が趣味で、夏目漱石や三島由紀夫、カフカが特に好きです。カフカの作品を原書で読みたいと思い、ドイツ語学習を始めました。実は、大学時代に第二外国語でドイツ語を学びましたが、授業のペースが速く十分に習得できませんでした。ドイツ語学習は、60代後半からの再チャレンジです。

通信コースで学んでいますが、自宅で自分のペースで学習。毎週、担当してくださっている南光台ガーデン教室の佐藤先生に電話で音読チェックをしてもらいます。先生からほめていただいたり、発音のアドバイスをいただいたりして、学習の不安が解消されますし、とても励みになります。
公文式ドイツ語では、教材で様々なジャンルの作品を通して、文法や語彙、読解力が身につくところがいいですね。最近はドイツ語原書だけでなく、日本のベストセラー小説をドイツ語訳で読むことも楽しみです。わからない単語を調べながら時間はかかりますが、ドイツ語の明確な表現や、英語に近い文法でも語順の自由度が高いところなどがとても面白いです。
もうすぐ最終教材を修了しますが、復習しながら今後も学習を続け、ドイツ語原書やドイツ語訳の本をもっともっと読みたいと思います。人生100年時代!挑戦する気持ちを持ち続けたいですね。
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CDまたはリスニング機器「E-Pencil」での音声学習 -
ドイツ語教材「コウノトリになった王様」
公文式 フランス語・ドイツ語
https://www.kumon.ne.jp/fr_ger/

公文式学習の特長を書写の分野に活かした公文書写は、就園前の幼児から90代のシニア層まで、幅広い世代の方々が学ばれています。2024年より、シニア世代が豊かに健康に過ごせる地域社会の創造を目的とする、「65歳からの公文書写教室」がスタートしました。2024年4月から教室で学習をされている、岸さん(68歳)と武藤さん(65歳)に、教室の魅力や今後の目標を聞きました。
仲間とのつながりもあって、楽しく通えています

「孫が公文書写教室に通っていて『65歳からの書写教室もあるみたいよ』とチラシを持ってきてくれました。書道教室に通うというのはハードルが高く感じて『もっと身近に楽しく学べる教室はないかなぁ』と思っていたので、65歳からの書写教室に通うことにしました」(岸さん)
「教材を初めて見た時は、こんなにカラフルなペンや筆を使うんだなとちょっとびっくりしました。台紙や折り紙もいろいろなものがあって、作品に仕上げる時にそれを選んだりするのが楽しいです。現在一人暮らしなのですが、月2回教室に行くと、世代の違う方との交流もあって、いろんな話題を耳にしたり目にしたりするのがとても楽しいですね。孫の就職祝いの時は、富士山の袋にお小遣いを入れて、『新しい門出に乾杯』とメッセージを書きました。とてもよろこんでくれました」(武藤さん)

岸さん(兜の折り紙)の作品
「私は折り紙教室にも通っていて、今年の干支の『へび』を折ったので、『巳』という字を書いて一緒に飾りました。この教室で学んでいたことが、他でも活用できるというのが良かったです。 これからも教室で学んだことをほかの場所でも役立てたいですし、普段から落ち着いて字がきれいに書けると良いなと思いますね」(岸さん)

「先生はとってもほめ上手で(笑) いつも『とても上手』と言ってくださるのですが、最初は『そんなわけないじゃない』という気持ちでいたんですけども、最近は素直に受け止めています。できるだけきれいな字が書けるように、今後も学習していくつもりです」 (武藤さん)
公文書写
https://www.kumon.ne.jp/lil/
65歳からの公文の書写
https://www.kumon.ne.jp/lil/senior/

共同研究の結果を受け、2004年に誕生した認知症予防プログラム「脳の健康教室」は、現在、全国で約200の会場で開講されています。
今回は、神奈川県三浦市の南下浦コミュニティセンター(チェルSeaみうら)の脳の健康教室に通う、松本敏博さん(75歳)、満江さん(75歳)ご夫妻に脳の健康教室の魅力を聞きました。
三浦市では15年前から、脳の健康教室を2会場で開講しています。ご夫妻が通う教室では、現在、25名の受講者が週1回、学習(読み書き、計算、磁石すうじ盤※)とコミュニケーションや口腔体操などを行い、教室以外の日は、自宅で宿題に取り組んでいます。
※磁石すうじ盤…数字が書いてある盤に、同じ数字が書いてある磁石のコマを置いていくもの。
きっかけは免許更新の認知機能検査
簡単なものを継続することが大事

2年ほど前、脳の健康教室の案内に興味を持ち、「こんなのがあるよ」と敏博さんを誘ったのは満江さんでした。敏博さんはどんなことをするのかわからないということもあり、最初は乗り気ではなかったそうです。しかし、運転免許証更新の時期が近付いていたこともあり、認知機能検査対策になるだろうと、ふたりで参加の申し込みをしました。

「始めてみたら、簡単な読み書き・計算だったので、これなら無理なく続けられると思いました。続けるうちに手応えも感じてどんどん面白くなり、はまりました(笑)。街を歩いていて無意識に計算や音読をしている自分に気づくこともあるんですよ」(敏博さん)
「お友だちもできて楽しいです。計算は一桁だし、間違えるところはいつも同じなので、間違えないようにしよう、とだんだん欲が出てきました。続けることで音読や計算、すうじ盤の時間が速くなって、自分の認知機能が落ちていないと実感できるところがいいですね」(満江さん)
「サポーターの方がいつもやる気にさせてくれるので感謝しています。音読が上手ですね、などとほめてもらえるとすごくうれしくなります」(敏博さん)

運転免許証更新も無事クリアして、これからも継続できる限り一緒に続けていきたいというおふたりに、今後の目標を聞きました。
「私の趣味は家庭菜園で、ジャガイモやブロッコリーなど、たくさんの野菜をつくっています。畑って毎日お手入れをしないとうまくいかないんですね。お手入れができないと畑がかわいそうだから、いつまでも元気を保って、家庭菜園を続けていきたいですね」(満江さん)
「私は毎日ゴルフの練習に行くんですが、レッスンを受けているプロの先生は、難しいことじゃなくて、基本的なことを毎日するのがいいと言うんです。脳の健康教室もまさに同じ。簡単な読み書きや計算を10分でも毎日継続するのがよいと思います。元気な脳を維持して、趣味のゴルフも継続していきたいですね」(敏博さん)

学習療法センター
https://www.kumon-lt.co.jp/
脳の健康教室とは
https://www.kumon-lt.co.jp/brain_health_class
脳の健康教室実施会場一覧
https://www.kumon-lt.co.jp/brain_health_class
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