第1回:「子どもの家での過ごし方」と「子どもの家庭学習の現状」(今回)
第2回:学習指導要領の改訂の認知と評価について
第3回:保護者の子どもへの関わり方について
家で「テレビを1時間以上見る」が49.2%
【調査概要】
調査方法:インターネット調査 調査対象:小1~小3の子がいる世帯の母親1,000人、父親800人 調査期間:2018年11月22日~11月25日 |
「子どもの家での過ごし方」を聞いたところ、「テレビを1時間以上見る」が49.2%という結果でした。昨年度の調査結果(49.4%)から微減となりましたが、依然、テレビを見て過ごす時間が最も長くなっています。「テレビを2時間以上見る」子どもは16.0%となっています。
「ゲームを全くしない」子どもが21.7%に対し、「ゲームを1時間以上する」子どもが19.5%という結果でした。また、「外でまったく遊ばない」子どもが16.7%に対し、「外で1時間以上遊ぶ」子どもが18.6%となっています。
子どもが家で学習するのは、週平均「5.8日」、1日の学習時間は「36.3分」
今回の調査では、小1~小3の子どもの家庭学習の平均時間は「36.3分」という結果でした。家庭学習の頻度については、週平均「5.8日」という結果となりました。子どもたちは、ほぼ毎日、家庭学習に取り組んでいる状況のようです。ここ4年の推移は以下のとおりです。
家庭学習として取り組んでいるのは、「小学校の宿題」(89.3%)が大多数でした。このほか、「通信教育の課題」(24.1%)、「小学校の宿題以外の予習・復習」(23.1%)と続きました。
子どもについて気にかかっていることは、「子どもの友達関係」
今回の調査でも、子どもについて気にかかっていることを聞きました。「子どもの友達関係」、「子どもの学校での様子」 、「子どもの学習状況」が上位3項目となりました。
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