仲間たちとともに未来への一歩を踏み出そう
インターネット中継でタイの公文生と交流しました。 |
APNとは、毎年夏に行われているイングリッシュ・イマージョン・キャンプ(※)に参加した子どもたちとそのご家族、そして世界各国出身のキャンプリーダーが集まり、地球規模の課題について一緒に考えたり、自身の活動や目標を英語で発表して、お互いの成長を確認し、応援し合うイベントです。
第10 回目を迎えた今回は、インターネット中継によるタイ・チェンマイで公文式を学ぶ子どもたちとの交流も行われ、22か国から190名が参加しました。参加者たちは久しぶりの仲間との再会を楽しむとともに、地球社会の一員としてのさまざまな学びを得て、それぞれの胸に新たな目標を思い描きました。
※通称EIC。毎年夏に開催されるKUMON主催のイベント。
子どもたちは様々な国と地域出身の学生キャンプリーダーたちと、英語をコミュニケーションツールとして、生活を共にし、お互いを理解することの大切さを学ぶ。2017年のキャンプには314名が参加。
夢や目標に向かって
スピーチコンテストの様子 |
パネルディスカッションの様子 |
今年のAPNでは「Globalization」をテーマに、スピーチコンテストやパネルディスカッションなどのプログラムが行われました。当日の企画・運営にはEICに参加したことのある子どもたちの中から立候補したメンバーが担当しました。
今年初めて開催されたスピーチコンテストでは小学生コース(テーマ:英語を何のために使うのか)、中高生コース(テーマ:グローバル社会に生きるとはどういうことか)に分かれ、事前の公募で選ばれた代表者が各テーマに合わせて、英語で発表しました。発表者はキャンプリーダーの一人をアドバイザーとして、発表内容はもちろん、スピーチの仕方、発表用のパワーポイント資料の作成も含めて準備や練習を重ね、本番を迎えました。発表後はそれぞれのスピーチへの講評も行い、他の参加者たちにとっても学びや刺激になったようです。
発表をきいた参加者の感想をご紹介します。
「自分より小さい子が、将来の夢や目標に向かって頑張っていることを知ってモチベーションがあがりました」
「スピーチを聞いて、夢を持ち続けることや行動を起こすこと等刺激を受けました!」
「素晴らしい発表で刺激を受けました。自分も頑張らなくてはと思いました」
地球社会の一員として
SDGsについて学びました。 |
プログラムの後半では、タイのバンコクにあるUNESCOアジア太平洋地域教育事務局の方をゲストに迎え、SDGs(持続可能な開発目標)について学びました。
英語でのプレゼンテーションを聞き、17のそれぞれの項目について理解を深めるため、各グループに分かれて積極的に意見交換をしました。地球社会の一員として、自分にできることは何か。当たり前のように過ごしている普段の生活を、いつもよりも少しだけ視野を広げて振り返って考えてみるという経験は子どもたちにとっても貴重な経験となったようです。
関連リンク『第10回 Ambassadors of Peace Network』開催のご案内|プレスリリース世界規模で物事を考えよう~「イングリッシュ・イマ-ジョン・キャンプ2017」開催~|KUMON now!English Immersion Camp公式ウェブサイト