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KUMONグループの活動  2017/06/27更新

Vol.215 児童養護施設でのKUMON-飛鳥学院  

将来の自立に向けて、
もっと自分の可能性
引き出してほしい

「児童養護施設は衣食住足りているだけでよいのだろうか?」「親御さんたちに代わって子どもたちを育てるという大きな使命を担っているからこそ、“一流の子育て”を目指すべきではないだろうか?」。今回ご紹介する児童養護施設・飛鳥学院の河村院長は、日々そう自問自答していると言います。では、河村院長の考える“一流の子育て”とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。

「入れる高校でいい」から
「この高校に入りたい」という変化。
子どもたちの意識がプラス志向化している


南田先生(公文学習のリーダー)

さて、こんどは公文学習のリーダーである飛鳥学院の南田先生に、公文を学習しての子どもたちの変化についてうかがってみました。

「公文を導入して10年以上たつのですが、学習が軌道にのり、効果が出てきたなとしっかり実感できるようになったのは数年前くらいからです。特にここ2~3年の子どもたちの気持ちや意識はすごくプラス志向になっていると思います。それがはっきりわかるのが高校選びですね。以前は、“落ちるのイヤだから、入れるところでいいや”と言う子が多かったのですが、気持ちがプラス志向になって、ちょっとランクが高い高校を受けて合格する子がでる。すると、その下の学年の子が、“あの○○ちゃんが△△高校に合格したんだ。だったら、わたしは□□高校を受ける!”と続く。身近な子がチャレンジして合格するというのが、とても良い刺激になっていますね。こういう言い方はよくないかもしれませんが、以前は、合格できるだろうという県内でも安全圏の高校しか志望しなかったのが、いまは“エッ、そこ受けるの?だいじょうぶ?”とこちらが心配しても受けると言うので、“じゃ、高校受験、いっしょにがんばろうか”というのが、日常的な会話になってきました。嬉しいです!」。

「公文の学習のいちばんの良さは、子どもたちをほめる材料が増えることですね。学校の宿題を教えたり手伝ったりしても、なかなかほめる場面は少ないのですが、公文は、子どもたちが“やった!”“できた!”という達成感があるところでほめるので、ほんとうにいい笑顔になりますね。自尊感情が育つという意味でも、とてもいいと思っています」。

では、最後に、公文式学習の実体験者である子どもたちにインタビューしてみましょう。一人目は、小学3年生の女の子、Yさんです。年中の10月から学習スタート。現在、算数C教材(小3相当)を学習中。

「くもんだけのときはいいけど、学校の宿題がたくさんあるときは、ちょっとめんどうかな。でも、Mちゃん(Yさんの2年上の先輩)がE教材をやっているから、そこまでは行きたいです。大きくなったらスイミングの選手か大食い選手権の選手になりたい!」。

なるほど。南田先生のお話にあったように、小学生でも、ちゃんと身近な存在を目標にしているのですね。二人目は、小学4年生の女の子、Aさん。Aさんは地域のソフトボール活動に参加していて、なんと小1、小2、小3と3年連続で全国大会への出場経験があるそうです。年長の4月から学習をはじめ、いまは算数E教材(小5相当)を学習中。

「学校の授業では書道が好き。筆で書くのが好き。書く文字で好きなのは“光”って漢字。ソフトボールでは、レフトやキャッチャーやファーストをすることが多い。ホームランを打つと、ほんとに気持ちがいい。大きくなったら介護士さんになりたいです。ママもおばあちゃんも介護士だから」。

小学生にして、すでに文武両道の道をまっすぐ歩いているようなAさん。スイミングの選手になりたいというYさん。可能性いっぱいの子どもたちの未来を応援しています。

 

関連リンク
児童養護施設 飛鳥学院

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