「留学」と「公文」の共通点とは?
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みなさんそれぞれ、留学でご自身の強みを発見したり、再確認したりされたようです。最後に、小さい頃から公文を学んでいたみなさんに「留学」と「公文」の共通するキーワードを教えてもらいました。
八島さん: 「知らない世界へ行くこと」。海外に行く留学は言葉どおりですが、公文も学校で習っていない新しい問題に出会うこと、ここに価値があると思います。新しい分野に自分から行けるというところが共通しているように思います。
冬木さん: 「追求」。どこまで自分が戦えるか追求するという点が、公文にも留学にも共通していると感じますね。
田口さん: 「主体性」。何をするのも自分が決めるということが共通していると思います。公文は小さい頃から、「自分のやりたいタイミング」で「自分のかけたい時間」をかけて、間違えたところを「自分で見極めて」訂正しますよね。すべて主体性を高めるためのトレーニングだったと思います。その訓練が留学で役立ちました。
寺下さん: 「座学を超えた学びの機会」。公文は、プリントに向かってやる勉強ではあるけれど、ただ問題を解いて賢くなっていくだけではありません。わからない問題に対しては、たとえいくら時間がかかっても「この問題を解くにはどうすればいいのか」「なぜ、今の自分の考え方だと解けないのか」をとことん自分と向き合いながら考え抜きます。私はそこに公文で学ぶ意義があると考えています。そして問題が解けた瞬間だけでなく、そこで葛藤した経験が必ず他の場面でいきてくると思います。私の場合は、サッカーや大学での勉強に役立ちました。留学ももちろん勉強メインですが、それ以外の「人との関わり」や「異文化体験」に学びや成長の機会があったと思います。
二牟禮さん: 「粘り強さ、継続する力」がものをいうという点でしょうか。実は私は小学生の頃は、あまり粘り強い性格ではありませんでした。3歳くらいから公文をずっとやっていて、行き詰まった時に少し休ませてもらったこともありました。離れてみて、やっぱり自分にとって必要だと思ったときにまた始めて。そんな紆余曲折もありましたが、次第にどんな難問でも粘り強く考え、時間を置いたり別のアプローチで考えたりすれば必ず解決策があるとわかり、粘り強い性格になっていきました。留学では、相手と粘り強くコミュニケーションを重ねる必要がある場面も多く、「粘り強さ」で乗り切ることができました。
重宗さん: 「最高にパーソナライズされた学びの場」。人生自体、いかようにも自分が好きなようにできるということを、公文や留学で学べたと思っています。
留学で力を発揮することができた皆さん。小さい時からの毎日の積み重ねで、知らず知らずのうちに勉強以外の面でもさまざまな能力をつけていたのですね。
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