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Vol.178 2018.04.10

「くもんの英語図書リスト(Kumon English Reading List)」の活用

活用が広がる
「くもんの英語図書リスト」

英語の本を楽しもう~

公文式英語教材のレベル別に英語の本を紹介する「くもんの英語図書リスト」。2016年のリリース以降、いろいろな場面で活用されています。英語の本を楽しんで味わってもらえるよう、英文の読みやすさと内容の面白さの両方を考慮して選定した本がそろっています。英語の本を通じて楽しみながら外国の文化に触れることで、自分の世界を広げる機会にもなります。

目次

「くもんの英語図書リスト」とは

くもんの英語図書リスト
「くもんの英語図書リスト」イメージ(一部拡大)

リストに掲載されている本は、公文式英語G~I教材(中学レベル)終了およびJ~O教材(高校レベル)終了相当の9レベル、合計90冊です。語彙や文法、総語数、レクサイル指数(※本記事末尾を参照)などを考慮してレベル分けされています。英語の本というと「難しいのでは?」と思ってしまいがちですが、実は読みやすいものもたくさんあります。こうした本に少しずつ親しんでいくことで、英語の原書を読むことへの抵抗が徐々になくなり、やがて大人が読むレベルの本にもチャレンジできるようになっていきます。

このリストは、公文で英語を学ぶ子どもたちのために制作されました。「子どもたちには、教材以外の英文の世界にも早い段階から触れてほしい。そのためには、膨大な本の中から本を選ぶ際の手がかりとなるものを」という想いのもと、プロジェクトがスタートしました。本の選定にあたっては、さまざまなロングセラーの本や邦訳版でも人気のある本も含めて、子どもたちが読んでおもしろいかということを第一に、ファンタジーや伝記、科学ものなどのジャンルから、さまざまな観点で選びました。その上で、公文式英語教材で使われている語彙とのカバー率も考慮してリスト化しました。

G~L教材レベルで紹介している本は、総語数が60~2,800語程度で、読みやすくイラストが豊富にある絵本も多く含まれています。一方、M~O教材レベルで紹介している本は、総語数が1,000~35,000語と幅広く、読み応えのある本も採用しています。

「くもんの英語図書リスト」の本を楽しむコツ

  1. 1.大まかにあらすじを追いながら!
    英語の本を読むときは、どうしても気になった単語以外は辞書を引かず、イラストも活用して、大まかにあらすじを追いながら読むことをおすすめしています。

  2. 2.日本語版と一緒に!
    リストの下に日本語の書名が併記されている本は、邦訳が出版されています。たとえば『Where’s Spot?』の下に書かれている(コロちゃんはどこ?)は邦訳版の書名です。内容を知っていると、英語の本でも手に取りやすく、また「英語ではどのように言うのかな?」と興味を持って読み進めることもできます。邦訳版と読み比べることで、新たな発見があるかもしれません。

  3. 3.気になった本は「おすすめコメント」を読んでみよう!
    気になった本は、ウェブサイトなどにある、おすすめコメントやレビューを参照してみるのもよいでしょう。

「Lexile®(レクサイル)指数」とは?

Lexile®(レクサイル)指数とは、アメリカで開発された本の難易度と英語学習者の読解力を客観的に示す指標で、自分の英語レベルに合う本選びの参考にすることができます。TOEFL Junior®やTOEFL Primary®のスコアレポートのReading セクションには、このレクサイル指数が示されます。テストを受験した後、この指標を参考にしながら、英語の本に触れることで、英語力を高めていくことができます。レクサイル指数は、「くもんの英語図書リスト」の各図書の紹介欄にも掲載されています。

レクサイル指数の開発元、米国メタメトリクス社COOのティム・クラッソン氏は、公文の英語学習者に向けてこんなメッセージを送ってくれました。

メタメトリクス社COOのティム・クラッソン氏
メタメトリクス社COOのティム・クラッソン氏

Athletes from many countries will soon visit Japan for the 2020 Olympics! 
It will be exciting to see the best athletes in the world competing for gold! 
Kumon students can approach reading and learning English like an Olympic athlete.
Just follow these tips…
Practice hard by reading every day!
Never give up.
A new skill takes time to develop!
And always try your best. When Olympic athletes stumble, they get up and try harder.

【訳】 もうすぐ世界中のアスリートたちが2020年のオリンピックのため、日本にやってきます!
世界中のトップアスリートが金メダルを目指して戦う姿を見ることができるなんて楽しみですね!
公文の生徒の皆さんは、オリンピック選手のように英語を読んだり学んだりすることができます。
ぜひ以下のことに取り組んでみてください。
毎日英語を読みましょう。決してあきらめないで。新しいスキルを習得するには時間がかかるものです。そしていつもベストを尽くしましょう。オリンピック選手たちはつまずいても、起き上がってもっと努力しますから!

楽しみながら英語に触れるきっかけの一つとして、「くもんの英語図書リスト」をぜひ活用してみてください。(PDF版の「くもんの英語図書リスト」は、下記関連リンク先からダウンロードできます。)


関連リンク iKUMONサイト(くもんの英語図書リスト) レクサイル指数について

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