KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
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KUMONグループの活動  2016/03/29更新

Vol.144 就労支援としてのKUMON-フォレスト  

「“働きたい”尊重し、育てています。
できることをじっくりと、
一緒に伸ばしていきましょう」

障害のある方たちが就労のためにさまざまなことを学ぶ場、それが「就労移行支援事業所」です。みなさんはどんなところをイメージされますか。東京都葛飾区にあるフォレストは、スタッフ、そして利用者の方たちのたくさんの笑顔があふれる空間でした。

 

あいさつが元気にできるようになる。人と積極的にかかわれるようになる。 利用者さんたちの大きな変化。そして、笑顔が笑顔を生む。

フォレストの就労支援プログラムは、就職に向けて少しずつステップアップできるように、さまざまなものが用意されています(※)。そしてフォレストでは、働くための基本的習慣と能力を自分のものにするためのメインプログラムとして公文式学習を取り入れ、利用者さんは月曜から金曜の毎日(午前)、算数・数学、国語、英語の教材に向かっています(算数と国語は選択制、英語は全員)。高橋所長にその経緯をうかがいました。
  ※フォレストの就労支援プログラムの構成や内容は、記事末尾の関連リンクからご参照ください。

「公文を導入したのは2014年4月(算数と国語、英語は2016年1月導入)ですが、それ以前は清掃の仕事を請け負って支援プログラムのメインにしていました。しかし、仕事として請け負うため、ある日時までにきちんと仕上げるという制約があり、利用者さんができないところは、フォレストのスタッフが手伝うことになります。それで、全員の方が“やればできる”という感覚や自信をもつのにはむずかしい面もありました。ほかにもいろいろなプログラムを試してみてもうまくいかず試行錯誤していたころ、公文を支援プログラムのメインとして導入している千葉の就労移行支援事業所(就職するなら明朗アカデミー/成田キャンパス)を見学したのが導入のきっかけでした。基礎学力や学ぶ力がつくだけでなく、“できる!”“できた!”という自信もつく。これだ!と思いました。フォレストがやろうとしていることと同じだったのです」。(高橋所長)

そして、公文式を導入して半年もしないうちに、フォレストのスタッフのみなさんが予測した以上の変化が、利用者さんたちに見られるようになったといいます。公文式学習のメインスタッフのおひとり、福井さん(職業指導員)のお話です。


フォレスト 福井さん(職業指導員)

「学習した教材を利用者さんが提出したり受け取るとき、“失礼します”“よろしくお願いします”などのあいさつをしますが、そのあいさつがふだんの生活のなかでも活きてくるのです。以前は、かすかな声での“おはようございます…”だった利用者さんが、大きく元気な声で“おはようございますっ!”と言うようになったり。ほとんど会話がなかった利用者さんが、何かあると声をかけてきてくれたり、質問してくれたり。やはり、利用者の方それぞれができるとことをくり返しながら学習し、それをほめられるので、日に日に自信が大きくなるのだと思います。その自信が、利用者さんをさらに成長させているように思えます。自分自身の変化もありました。その成長をほめたいので、利用者さんお一人おひとりをよく観られるようになりました」(福井さん)

「だからでしょうね、利用者さんに笑顔がほんとうに増えたと思います。それは、わたしたちスタッフも同じです。自信をつけて笑顔が増えた利用者さんたちを見ていると、わたしたちもうれしいので、自然に笑顔になってきます。もうひとつよかったのは、利用者さんお一人おひとりの見方が変わったことです。以前は“できないところをどうするか?”とマイナス方向で考えていたのですが、いまは“できるようになるために、どうするか?”とプラス方向で考えられるようになりましたから。たとえ結果は同じでも、できるようになったときの利用者さんとわたしたちのうれしさは大きく違いますね」(伊藤さん)

新たに導入した英語学習の様子とは?

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