神奈川県相模原市にある、とある教室。 教室をのぞくと、熱心に学習に取り組んでいる一人の女性がいました。笑顔が素敵なこの女性は、牧野さん87歳。
「英文を自分で読んで理解したい」
―――80歳からの挑戦
![]() 牧野さん |
お孫さんが中学生の時、ホームステイ先のアメリカ・オレゴン州から買ってきてくれた観光ガイドブックの写真の美しさに魅せられ、そこに書かれている英文を読めるようになりたい、と80歳から公文の英語学習を始めたという牧野さん。それから7年間、週2回教室に通い、家では毎日学習を続けています。1か月間に解いているプリントは約300枚。このようにコツコツと積み重ねた学習の成果として、英検4級にも合格しました。
そんな牧野さんのこれからの目標は、公文式英語教材に掲載されている、英文で書かれたさまざまな作品を楽しみながら読み進めること。「公文の英語教材を解いているときが一番幸せ」と語る牧野さんの目は子どもたちと同様にキラキラと輝いていました。
具体的な目標が意欲を高める大きな力に
![]() 榑林(くればやし)先生 |
「生徒たちには、将来どんなふうになりたいか『目標』をもってほしい。そのためにはいまからどんな力を身につければよいかを意識して学習を積み重ねてほしい」と語るのはこの教室で指導する榑林(くればやし)先生。生徒たちには、「いつまでに次の教材に進もう、英検合格を目指そう」といった目標を具体的に持てるように声かけをしているそうです。
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この教室には3歳から87歳までの幅広い年齢層の生徒が通っています。他の生徒たちも、牧野さんのように、具体的な目標を持って学習に取り組んでいます。
「最終教材を修了したい」
「サッカーの日本代表選手になって海外で活躍したいから英語を頑張る」
年齢に関係なく、そのとき、そのときの目標を定め、コツコツと学習する生徒たちから、目標を持って努力を積み重ねることの大切さを教えてもらいました。 KUMONで身につけた力がそれぞれの夢や目標につながっていくことを祈っています。