新旧の文化が入り混じる町
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2012年に完成した東京スカイツリー。地上634mの世界一高い自立式電波塔として、国内外を問わず多くの人が訪れる、東京屈指の観光スポットになっています。また、スカイツリーのある墨田区は古くより江戸文化発祥の町として発展してきた歴史があります。このような新旧の文化が入り混じる町にも公文式教室があります。
人と人とがふれ合う多様な町で成長を
![]() 髙安先生 |
新しいシンボルができて、町が大きく変化していく一方で変わらないものがあります。それは江戸切子や大相撲などの伝統文化とともに育まれてきた、下町人情や情緒、人と人とのふれ合いを大切にする風土。
「子どもたちは幅広い世代の中で育っていきます。いろいろな人がいて、いろいろな考え方や見方があることを知った上で、自分はこう考えるというものを培ってほしい。それがグローバルに人と関わっていくことにつながると思います」と話すのは、この教室で指導する髙安先生。
スカイツリーのように強固な、学びの土台作りを
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現在、教室周辺の小学校では東京都のオリンピック・パラリンピックの教育推進校として、世界の国々の文化や歴史を学び、交流することを通して国際理解を深めることを目標に、外国語活動を進めています。子どもたちにとっても、英語や国際交流が身近になりつつあります。
「最寄り駅で外国人観光客に切符の買い方を英語で教えてあげた」
「お父さんみたいに英語を使って仕事をしたい」
「オリンピックにボランティアとして参加したい」
子どもたちが思い描く夢に向けて「公文で小さな努力をコツコツと積み重ねて、基礎学力はもちろん、粘り強さや我慢強さ、自分で課題を見つけて挑戦し、解決できる力を身につけてほしい」と願う髙安先生。東京スカイツリーに例えて「強固な土台をつくっておかないと高い建物は立ちません」という先生の言葉どおり、子どもたちは目標実現のための土台を公文で築こうとしています。
