トップ > KUMON now! > トピックス > フィリピンの弁護士 「アジアの環境問題」と「子どもの人権問題」に貢献する

KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
カテゴリーを表示

学習者・OBOG  2015/04/07更新

Vol.082

OB・OG News-フィリピンの弁護士  

フィリピン弁護士 
「アジアの環境問題」
「子どもの人権問題」貢献する
Ms. Francesse Joy J. Cordon

現在、世界48の国と地域で展開するKUMON。日本に限らず世界中のさまざまなところで未来を担う学習経験者を輩出しています。今回は、フィリピン公文で数学の最終教材を修了し、現在はアジア開発銀行で弁護士として活躍するMs.Cordon(ニックネーム:Happy。以下、Happyさん)にお話をうかがいました。

環境保護より経済発展が優先されがちな現状を変えてゆくために…法律家としてできること

フィリピン大学卒業時
司法試験に合格し法務省に弁護士として登録
公文式指導者向けイベント
(第36回日本公文指導者研究大会)の様子
公文式指導者向けイベントのため来日
修了生としてプレゼンする様子

現在、Happyさんは、アジア開発銀行で、弁護士資格を持ちながら、環境コンサルタントとして勤務しています。主に、アジアの国々で起こっている環境汚染や森林破壊、野生動物への犯罪などの問題や、各国の司法制度について調査・研究し、改善のための方法を検討して、アジア各国の関係省庁や裁判所に提言を行う仕事に関わられています。

アジアでは各国の環境問題に関する法規制がまちまちで、経済発展を重視するあまり、環境保護が軽視されがちな部分もあります。この現状を変えてゆくため、環境問題がいかに重要な問題であるか、一度失われればもとに戻らないものもあるということも含め、理解を深めていただけるよう、法律家の立場から各国に対して働きかけていくのがHappyさんの仕事です。

また、“Bantay Bata 163”という子どもを守るための福祉団体に参加し、ボランティアとして活動しています。子どもへの過酷な労働や貧困問題、児童ポルノなどから子どもたちを守るために、ホットラインを設けているほか、必要に応じて子どもたちをシェルターで守り、心理的なケアを施すなどの活動を行っているそうです。

Ms. Francesse Joy J. Cordonさんについて

15歳公文式算数を始める。

16歳フィリピンで一番難関と言われるフィリピン大学に入学。
「当時のフィリピンの教育制度では、基礎教育10年(初等教育6年、中等教育4年)、その後、大学や専門学校へ進学したり、就職したりします。現在の基礎教育は12年。」(外務省HPより)

18歳公文式算数・数学の最終教材を修了。

24歳国家試験である司法試験に合格。

27歳現在、アジア開発銀行に勤務。また、フィリピン大学の子どもの人権に関わるプロジェクトのメンバーで、精力的に弁護士として活動中。

 

子どもたちが、自分を律する力、自学自習力、忍耐力を身につけることができたら、様々な職業に就く可能性がひろがります

 

Q.子どもの頃はどんなお子さんだったのですか?

A.テレビゲームのような一人遊びも好きでしたけれど、友だちと一緒にかくれんぼなどの外遊びするのも大好きでしたね。私はとくにロールプレイングゲームをプレイすることが好きでしたが、だんだんとゲームでは遊ばなくなりました。というのも、勉強することが私にとって主要な関心事になったからです。何かひとつのことに熱中する性格だったことは間違いないですね。

Q.子どもの頃の夢は?

A.フィリピンの大統領になること! 私が子どもの頃は多くの子どもたちがそんな夢を見ていたと思います。

Q.弁護士を志したのはどうしてですか?

A.両親は弁護士だったのですが、だから必然的にというわけではなく、他の人を助けたい、とりわけ子どもたちを助けたいという思いから志しました。

Q.高校生の頃にKUMONを始めたそうですが、そのきっかけは?
やってみてどうでしたか?

A.高校時代、国内トップの大学への入学を確実なものにしたいと思ったからです。初めはごく簡単な足し算のプリントからでしたが、すぐに高度な内容の教材に取り組むようになっていきました。KUMONはレベルが細分化されていて、自分のペースでステップアップできるのがいいですね。忍耐力ややる気のある子にはとくに有効な学習法だと思います。私はいったん始めたことは最後までやりとげる主義なので、大学入学後も学習を続け、最終教材を修了しました。KUMONで得た知識やスキルは後々、統計学や経済学など他の学問にも大いに役立ちました。

Q.KUMONをひとことで言うと?

A.「秘密兵器(=secret weapon)」ですね。学生時代、私はKUMONをやっていることは秘密にしていたんです(笑)。しかし、今はみんなに勧めています。KUMONの学習をすることで、自分を律する力、自学自習力、そしてチャレンジして学習する経験を通して忍耐力も身につけられます。それらの力をつけることで、弁護士でも作家でも、いろんな職業に就く可能性が生まれてくるわけですから、KUMONは子どもたちにとってとても強い“武器”になりますね。

Q.最後に、日本の子どもは夢を持ちにくいと言われますが、子どもたちに何かアドバイスはありますか?

A.子どもに対してというより大人に対してのメッセージになりますが、子どもが世の中の現実にがっかりして、夢をあきらめさせてしまうのは良くないことだと思います。子どもをリラックスさせて、本当に人生でやりたいことを見つけられるよう助けていくことが大切だと思います。

関連記事

学習者・OBOG  2017/09/19更新

Vol.226 未来を創る仕事-EF

「自分で考えて課題を 解決し、進んでいく力」は 目標を実現する力となる イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社  上山美那さん

学習者・OBOG  2015/11/13更新

Vol.113 ユニクロCMにカナダの元公文生が登場

KUMON now!でご紹介した カナダの元公文生アンさんが ユニクロのCMに登場

学習者・OBOG  2016/09/13更新

Vol.173 OB・OG News-高校生ロボコンチーム「Indigo Ninjas」元代表

自分のやりたいことを伝えれば 共感してくれる人は必ずいる -公文式算数・数学、英語、フランス語修了  岩﨑光里(いわさき ひかり)さん-

バックナンバー

KUMONグループの活動  2021/01/26更新

Vol.388 ~創始者公文公の言葉より~

    公文式の原点⑩            <標準完成時間>

KUMONグループの活動  2021/01/19更新

Vol.387 特別企画 子育てのヒント‐「自立」のためにできること(4)

子どもの自立をのぞむなら まずは大人が主体的な姿勢を見せよう お話:岡山大学准教授 中山芳一先生

KUMONグループの活動  2021/01/12更新

Vol.386 公文書写-家族で学習

どんな時代でも 家族で楽しく、学び続ける ~公文エルアイエル~

KUMONグループの活動  2021/01/05更新

Vol.385 浮世絵から見える江戸時代の人々「書初め」

新しい一年の目標や抱負を胸に ~江戸時代の人々のお正月~

KUMONグループの活動  2020/12/22更新

Vol.384 ~創始者公文公の言葉より~

    公文式の原点⑨            <100点主義>

KUMONトピックス カテゴリー別インデックス
記事アクセスランキング
おすすめ記事 Recommended Articles
OB・OGインタビュー
Catch the Dream 夢をかなえる力
NEW
Vol.074 後編
女子レスリング選手
登坂絵莉さん
「よくがんばったね!」は 子どもを成長させる魔法の言葉 前へ前へと進んでいける
Vol.074 前編
女子レスリング選手
登坂絵莉さん
「よくがんばったね!」は 子どもを成長させる魔法の言葉 前へ前へと進んでいける
Vol.073
講談師
旭堂南湖さん
最初から100点満点を目指さなくていい 間違ってもいいから繰り返し、 続けていけば、芸も学びも磨かれる
Vol.072
読売巨人軍 球団職員
矢貫俊之さん
行き詰まっても逃げないで あきらめずにぶつかって 答えは自分で見つけよう
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.065 後編
もり内科クリニック院長
布施医師会(東大阪市)理事
田仲みすず先生
「できること」「得意なこと」に目を向けよう できないことが増えても、まわりが上手に合いの手を入れる 「お餅つきサポート」で、地域の誰もが笑顔になる
Vol.065 前編
もり内科クリニック院長
布施医師会(東大阪市)理事
田仲みすず先生
「できること」「得意なこと」に目を向けよう できないことが増えても、まわりが上手に合いの手を入れる 「お餅つきサポート」で、地域の誰もが笑顔になる
Vol.064
神田外語大学 特任講師
上原雅子先生
言語は「伝える」ためにある 「伝えたい」という気持ちを込めて 自分の意見を発言してみよう
Vol.063
往来物研究家
小泉吉永先生
江戸の知恵には学びがあふれている “好き”をとことん掘り下げて 出会いを引き寄せよう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!