アイーシャ先生 |
ドバイの第1号教室となったドバイヒルズ教室を開設したゼブ・アイーシャ先生は、大学在学中に母国イギリスで公文式教室のスタッフとして働いたのがきっかけで公文式に出合いました。 大学卒業後の7年間は言語聴覚士として、いくつかの学校で3歳から18歳の子どもたちの支援に関わる仕事に情熱を注いでいましたが、目標達成に向けてサポートする公文式の仕事がとても好きで、自分のビジネスをやりたいと思い、教室開設を考えたそうです。
ドバイヒルズ教室の学習風景 |
ドバイの他の教育機関との違いについて、公文式の特徴は日々の自学自習と自立学習に重点を置き、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出し、学年を越えた目標を持って指導するところだといいます。
そんなアイーシャ先生にKUMONの指導者としての抱負を聞きました。
「その子のできることや可能性を知り、子どもたち一人ひとりの本質を理解したいと思います。最大限の可能性を引き出すために、私自身が個々に合った指導ができるようになりたいです。生徒には、自分に自信を持ち、もっと学びたいという喜びとモチベーションを持って、毎回の学習を終えてもらいたいと思っています」と話します。
困難を乗り越えたときの子どもたちの喜びの顔、誇らしげな顔を見るのが好きで、やりがいを感じているそうです。
教室に通う保護者に公文式学習でのお子さんの変化や期待することをうかがいました。
「最初は私が一緒に横に座っていないと学習ができませんでしたが、今では一人で学習ができるようになりました。この自立は他の場面でも見られるようになり、学習だけでなく、責任感や自立心など多くのことも学べています。子どもたちには、すべての夢は叶えられると信じてほしいと思っています」
アイーシャ先生と生徒さん |
教室開設を担当したアシュリン・トム局員はアイーシャ先生について、「常にポジティブで情熱溢れる素晴らしい人。一人ひとりの子どもを伸ばすために、具体的な意図を持って教室日に臨み、生徒を観察しながら、いつどんな声かけをするか常に考えています。教室が終わると『変化を起こせたか』とその日の学習を振り返り、次の教室日の準備をし、公文式や子どもへの洞察を深めていることがわかります」と言います。
現在、ドバイの公文式教室は5つとなり、2025年までに10教室開設することを目指しています。
アイーシャ先生、トム局員も「ドバイのすべての子どもたちが好奇心や学ぶ喜びを感じながら、自学自習で学年を越え、可能性を広げてほしい」と、情熱を持って生徒の変化を認め、尽力しています。
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