KUMONトピックス
Feature Report - 進化し続ける活動
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KUMONグループの活動  2022/08/30更新

Vol.452

KUMONの取り組むSDGsを考える③後編  

公文式学習のコツコツ頑張る力
持続可能な地球を作る

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標が「SDGs(=Sustainable Development Goals)」。こちらの企画では、各界のオピニオンリーダーや実践者の方々をお招きして、公文教育研究会のSDGs委員会・アンバサダーメンバーの社員との対話を通じ、教育を通じて社会の課題解決へのグローバルな貢献を目指すKUMONの取り組みへの理解を深めていきます。
今回は、世界中に友だちを作り、社会課題を自分のこととして捉える「自分ごと化プロジェクト」代表の鈴木健斗さんをお招きして、プロジェクトの活動や学習経験について伺いながら、SDGsの「自分ごと化」について考えました。

鈴木 健斗(すずき けんと)

広島県出身。公文式学習経験者。中高一貫校在学中だった高校2年時に、世界各国から選抜された高校生を受入れる国際的な民間教育機関「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」ドイツ校に留学。その後は米国ブラウン大学に進学し、2022年に卒業。同大大学院に進学予定。世界中に友だちを作り、社会課題を自分のこととして捉える「自分ごと化プロジェクト」代表としても活動中。

公文教育研究会 会談参加メンバー(敬称略)
静岡事務局 安藤
埼玉事務局 中元
総務部 大西

社会課題に向き合うには「自分ごと化」して
持続的に関心を持つことが重要

静岡事務局 安藤:鈴木さんが日本の若者世代たちと交流されるなかで、現在どのようなことを課題として実感されていますか?

鈴木健斗さん(以下、鈴木):ふと思いつくだけでも社会課題と言われる事柄はキリがないほどたくさんありますよね、最近感じているのは、どんな社会課題に取り組んでいくにしても、自分ごと化して、長期にわたり持続的に関心を持つことが一番重要なんじゃないかということです。

例えば先日、自分ごと化プロジェクトで、ウクライナで困っている方々に直接物資を届けていらっしゃる、ポーランド在住の坂本龍太朗さんという日本人の方にご登壇いただいたんです。その時も感じましたが、「ウクライナの方が今困っています。だから支援金を贈りましょう、子どもたちがオンライン学習できるパソコンを贈りましょう!」そしてその後、寄付が集まったら、「すごく良かったですね、ありがとうございました!」で終わりではありません。

これからまだ戦局は厳しくなるだろうし、仮に半年後に紛争が終結しました、となったところで、地雷は残っているだろうし、家はないし、そこから復興をどうするかということがもっと難しいと思うんです。だからこそ、継続的に世界中からの興味関心を集め続けることが必要になってくるのだと思いました。

鈴木 健斗さん

総務部 大西:SDGsというキーワードに対して今取り組まれていることや、ここをもっと自分ごと化できるのではないかなど思うことがあれば教えてください。

鈴木: おそらくSDGsという言葉がなかったとしたら、こんなにも社会課題について考えよう、考えることが必要だという風潮にはなっていなかったのかなと思います。だから言葉の力というのか、SDGsという枠組みは、社会課題あるいは機会を考える力になると思います。

ただ、SDGsは17個の目標がありますが、一番重要だと感じるのは、17個あるいは設定されたゴールのうちのひとつが、自身にとってどのような意味を成すのかを考えることです。自分なりの行動を起こしたり自分の考えを発信していくことがすごく重要だと思います。SDGsという言葉は世界中で使われていますが、みんなが同じように解釈するわけではないし、できないはずです。日本の中でも都会と田舎では違うことがあると思いますから、おそらく国境を越えるともっと違うわけです。

例えば環境問題を取り上げたときに、どんな先進国だろうが途上国と言われる国だろうが、一様に温暖化に加担しているかのような考えを生みがちな気がするんです。SDGsは世界のものだから、みんな一緒に手を取り合って同じように一生懸命頑張りましょうと言いますが、地球温暖化ひとつとっても、いわゆる先進国は何十年も前からそこに加担してきています。それを今さらみんなで一緒に頑張って…というのもちょっと違うのでは?と考えます。

世の中には日ごとの生活を送ることで精一杯な人もいます。その人たちにクリーンエネルギーが…、と言っても通用しにくいですよね。そんな人たちのことも考えながら、少しでも余裕のある我々がいかに頑張っていくのか。「誰一人取り残さない」というSDGsの言葉が原動力になるのであればそれは素晴らしいと思いますが、みんなが同じように頑張っていこうとすると、パワーバランスが崩れちゃうのかな、と若干危惧しています。

大西:おっしゃったようなことは私も感じています。SDGsの17のゴールと言われていますが、一番大事なのは「誰一人取り残さない」ことであり、持続可能な地球社会を続けていくことですよね。そこの軸をぶらさないようにしないといけないと感じます。

大切なのはコツコツ頑張ることができる力

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