成功体験の積み重ねで自信をつける
児童養護施設・日本水上学園で公文式を導入したのは2006年のこと。それまでも子どもたちの学習支援を大切にしていましたが、職員間で差が出てしまう状況があり、個人別に対応できる公文式を導入することになったといいます。現在は週に5日、夕方の5時から6時の1時間をKUMONタイムとし、小学生が公文の教材に取り組みます。
佐々木園長は、100点をとった時の子どもたちの笑顔や達成感あふれる表情を見て、「小さな成功体験を積み重ねることで子どもたちに自信がつく」とおっしゃいます。日本水上学園では、教材の採点は施設の職員が担当し、子どもたちの学習をサポートします。白百合女子大学・田島信元教授は、ご専門の発達心理学の観点から、「施設の職員と子どもたちとのかかわりが素晴らしく、この施設におけるKUMONタイムは、子どもたちにとってスタッフの方々と共にがんばる“大切な時間”となっている」と語ります。
子どもたちが真剣に公文の教材に向き合う圧巻のKUMONタイムの様子を交えた動画を、ぜひご覧ください。