「こどもえんぴつ もちかたサポーター」って、どんな商品なの?
「くもんのこどもえんぴつ」は、軸が少し太めの三角形なので、3本の指で3つの面を押さえれば、正しく持ちやすい仕組みになっています。しかし、正しくない持ち方で慣れてしまったお子さまの場合は、こどもえんぴつを使っても正しく持つことがむずかしいケースもあるようです。そんな時のお役立ちアイテムが、「こどもえんぴつ もちかたサポーター」です。
使い方は簡単。サポーターをこどもえんぴつに差し込みます。そして、「うさぎさんの耳(もしくは車)の間に指を置いてみようね」などと声を掛けながら、人差し指をサポーターの間において、親指と中指で軽くにぎるだけ。なかなか正しく持てなかったお子さまも、これがあれば無理なく自然と正しく持つことができるようになります。
![]() サポーター本体の間に人差し指を入れたら、「うさぎ」と 「くるま」の面に書いてある星マークに親指と中指をそえます。 |
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公文式教室の先生のアイディアから生まれました
この『こどもえんぴつ もちかたサポーター』、実は教室の先生からご提案いただいたことがきっかけで生まれました。なかなか正しく鉛筆を持ってくれなかった生徒に、市販のクリップをサポーター代わりにしてみたところ、効果が見られたそうです。その形状を生かしつつ、かわいらしく、やわらかい素材で作ることはできないか、とお声がけをいただきました。教室での効果もあったものの、改めてサポーターの試作品でモニターをしてみると…。
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わしづかみのような持ち方や、くせがついてしまっている場合でも、このサポーターを使って持つと、きれいに正しく握れるようになっていました。複数のお子さまに使ってもらったモニターでの効果は抜群。これを商品化することで、えんぴつの持ち方に悩んでいた保護者や、これからえんぴつを持つ小さなお子さまにも役立てると確信しました。
発売後は、教室はもちろん、書店店頭で行っている「くもんの幼児ドリル体験会」でも、その効果を実感していただいています。ゴールデンウィークに開催された「上野の森親子フェスタ2017」では、初日で完売してしまうほどの人気でした。
正しい持ち方でえんぴつを持つと、力がしっかり加わるので、線を引くこと、文字を書くことの上達が早いようです。この効果を少しでも多くの方々に実感していただきたいと思っています。
「くもんのこどもえんぴつ」シリーズとは?
太くて握りやすいので、正しい持ち方が身につく、くもんオリジナルのえんぴつのシリーズです。芯の濃さが6B、4B、2Bとあり、年齢に応じて使い分けることができます。初めてえんぴつを持つ小さなお子さまは、筆圧がなくても濃く書ける短めの6Bからお使いいただき、手が大きく、筆圧も強くなるにしたがって、4B、2Bとステップアップすることができます。このほか、えんぴつの芯を保護する「キャップ」や、短くなったえんぴつに差して使う「ホルダー」、専用の「えんぴつけずり」2種(青・赤)など、ラインナップも充実しています。
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