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Vol.480 2023.04.14

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

すべての人に
「できた!」の喜びを

くもん出版は、2023年4月3日にコーポレートサイトをリニューアルオープンしました。
くもん出版のミッションは、人々が自ら学び、描く未来を実現できるよう、商品やサービスを通じて、人々の成長に貢献すること。社会のあり方や人々の価値観が大きく変わる今、くもん出版が提供する商品の価値や社員の思い、そしてくもん出版のブランドを、より深く感じていただけるウェブサイトを目指しました。
今回はこのプロジェクトを指揮した、くもん出版マーケティング部 難波 栄(なんば さかえ)に、ウェブサイトリニューアルのポイントや目指していることを聞きました。

目次

くもん出版コーポレートサイトが大幅リニューアル!

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

Q:今回のコーポレートサイトのコンセプトを教えてください。

コーポレートサイトのコンセプトはブランディングです。商品、SNS、口コミや検索など、あらゆる場所からコーポレートサイトに来ていただいたお客様に、「くもん出版とはこんな会社なんだな」と感じていただけるウェブサイトづくりを目指しました。

Q:どのようなコンテンツが用意されているのですか。

これまでのコーポレートサイトとの大きな違いは「ストーリー」を伝えるページが各所にちりばめられているところです。たとえば、コーポレートサイトの「商品カテゴリー」は、単に商品やシリーズを紹介するのではなく、それぞれがどんな歴史をたどってきたのか、そこにどんな思いがあったのか、源流である公文式とどう接続しているのか…など、代表的な商品を例に挙げつつ、商品の「意味」を伝えることを意識したつくりになっています。

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

一方、ブログは、開発秘話や専門家・著者のインタビューなど、商品が生み出された背景や現場のリアルな声をお伝えする内容で、継続して発信していく予定です。加えて「なぜ、赤ちゃんにことばをはたらきかけるの?」「算数が好きになるために、小さいうちにできることは?」といった、公文式教室を背景にもち、子どもを主役とした商品を開発してきたくもん出版ならではの情報もまとめています。そのほかにも各SNSや売場で行われているイベント情報、その月の新商品情報などを見やすく掲載しています。

価格やスペックなどの商品情報は当社の公式オンラインショップ(KUMON SHOP)に集約してあります。また、コーポレートサイトで検索した際にKUMON SHOPの検索結果も表示する機能をもたせたり、コーポレートサイトの各ページに細かくKUMON SHOPへのリンクを貼ったりして、商品詳細情報が引き出しやすいようにしました。

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

Q:そのほかにもお客様に見ていただきたいところはありますか?

イラストにもこだわりました。特に、トップページに掲載されている「商品カテゴリー」は、写真ではなくイラストにし、児童書の装画や挿絵などで活躍されている平澤朋子さんに作画をお願いしました。私たちがコーポレートサイトで伝えたいことを、イラストで形にしてくださっています。コーポレートサイトのイメージにぴったり合ったイラストも楽しんでいただきたいです。

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

“すべての人に「できた!」の喜びを”とは?

Q:コーポレートサイトの一番はじめに “すべての人に「できた!」の喜びを”という言葉があります。この言葉はどのようにして生まれたのですか。

私が所属するマーケティング部のメンバーやパートナー会社と話し合い、まず、私たちが提供する商品やサービスの強み、そしてくもん出版の本質を、シンプルな言葉に落とし込むことに着手しました。全社員へのアンケート、グループディスカッション、経営陣へのインタビューなどを実施し、「くもん出版の独自性とはなにか?」という探求を重ねていきました。たとえば、商品を発送する部署のメンバーからは、「知育玩具が届き、梱包を開いたときの子どもたちの笑顔を思い浮かべながら発送の準備をしている」という想いを聴くことができました。そのようなエピソードやアンケート結果をもとにディスカッションを重ね、学びのプロセスに立ち現れる「小さな喜び」を大切にしている会社であることを再認識した結果、この言葉にたどりつきました。
この言葉に決まったとき、公文式という根を持つ私たちにとって「答えは足元にあった」と改めて納得したのを覚えています。「核」となる言葉が決まってからは、構成、各コンテンツ、シンボルマークなど、制作が加速していきました。

くもん出版のウェブサイトがリニューアル!

Q:なぜこの言葉が生まれたと思いますか。

「くもんの幼児ドリル体験会(現在はコロナの影響で場所を絞って実施)」を開催してきたという経験がこの言葉の決定に大きく影響していたと思います。くもん出版の事業は市販の書籍や玩具の開発・販売が中心で、公文式教室に比べると直接子どもたちや保護者の方と接する機会はほとんどありません。だから、全社員が手分けして全国の書店の一角に机を設置し、「幼児ドリル」のサンプルを試していただきながら親子と直接触れ合う「くもんの幼児ドリル体験会」は貴重な機会でした。
その際よく目にした光景が、くもん出版のスタッフに大きな丸をつけてもらい目を輝かせる子どもと、「うちの子には、まだ早いので…」とおっしゃっていた保護者の方が、短い時間でもわが子が成長する瞬間を目の当たりにして、驚き、喜ぶ姿でした。今回のコーポレートサイトのコンセプトづくりをしていて、この「くもんの幼児ドリル体験会」を経験したことで、社員があまり意識せずにお客様のイメージを共有できていたことに気づきました。

成長したい人、成長を応援する人といっしょに歩んでいきたい

Q:最後に、本インタビューを読んでくださる方にメッセージをお願いします。

くもん出版の「ビジョン」の中に、「成長を願う人、成長に取り組む人、成長を続ける人を応援し、世界中から信頼される存在となっている」という一節があります。成長は簡単にできるものではなく、悩み苦しむときもあるでしょうし、壁を乗り越えなければいけない局面もあることでしょう。そんなとき、くもん出版は、隣に立って同じ視点で伴走する存在でありたいと願っています。そうあるためにも、コーポレートサイトは、リリースしてからが本当のスタートです。継続的にお役に立てるようなコンテンツを発信していきますので、これからも、時折、お立ち寄りいただけたらうれしいです。

関連リンク くもん出版コーポレートサイト KUMON SHOP くもん出版ブランドムービー

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