それぞれの夢や目標を発表し合い、応援し合おう!
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当日の運営や装飾も 子どもたちが主体的に取り組みました |
APNは、毎年夏に行われているイングリッシュ・イマ-ジョン・キャンプ(※)に参加した子どもたちとそのご家族、そして様々な国や地域出身のキャンプリーダーが一堂に集まり、自身の夢や目標を英語で発表して、お互いの成長を確認し、応援し合うイベントです。第8回目を迎えた今回は、19か国から約220名が参加し、久しぶりの仲間との再会を楽しむとともに、新たな目標を思い描きました。
※通称EIC。子どもたちが様々な国と地域出身の学生たちと、英語をコミュニケーションツールとして、生活を共にするKUMON主催のイベント。毎年夏に開催し、2014年には361名が参加。
前半のプログラムでは「My Dream」「My Challenge」「My life after EIC」というテーマのもと、9人の参加者が代表として、英語で発表しました。自分の夢を立派に発表する子どもたち、日本語学習に挑戦するメキシコ出身のキャンプリーダー、EICに参加した子どもに触発され、毎日英語の日記に挑戦されているお母さまの姿に、参加者は大きな刺激を受けていました。
より良い世界を目指して―Take Action
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参加者の前でギターの生演奏に挑戦 |
※インドネシアスタディツアーと東北トリップについては、関連リンクをご覧ください。

インドネシアスタディツアー参加者によるプレゼンテーション
参加者の感想を紹介します。
世界についてたくさんのことを知ることができました。私たちができることについても考えることができました。(中学生)
海外にも東北にも行ったことがありません。だから、人々が苦しんでいることを想像できませんでした。でも、現地の人の気持ちを聞いて、理解することができました。(中学生)
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Take Action! 休憩中には募金活動も実施 |
夢を持って世界に羽ばたいていこう
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Mr. Morse Caoagas Flores |
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子どもたちの前で夢に向かって 努力し続けることの大切さを語るMorseさん |
「子どもたちには夢を持ち、挑戦し続けてほしいですね。そして、イングリッシュ・イマ-ジョン・キャンプで学んだ世界への視野をどんどん広げてほしい」。 そう話すのは、今回特別ゲストとしてお話をしてくださった、Morseさん。Morseさんは現在、UNIPP(国連先住民パートナーシップ)の事務局で活躍されていますが、実は2002~2004年の日本での留学生時代にEICのキャンプリーダーとして子どもたちをサポートしてくれていました。
Morseさんはフィリピンの少数民族の出身で、人権問題を解決するために国連で働きたいという大きな夢に向かって、たいへんな努力をされてきました。「夢や目標に向かって努力し続けることは決して簡単なことではありません。でも、あきらめないで続ければ夢に近づくことができます」。今回のAPNでは、子どもたちの夢や可能性を広げるために、自らの経験を話すことが役に立つのではないかという強い想いで参加されました。
「世界には当たり前ではないことがたくさんあります。そんな世界へも目を向けて、柔軟な考え方や行動ができるよう、自分自身の可能性をどんどん広げていってほしいです」。
夢を実現させたMorseさんの姿は、言葉とともに、力強いエールとなって、子どもたちの胸に届いたことでしょう。
第8回Ambassadors of Peace Network(APN)ダイジェストビデオ